...しまいまで読み通すことができたように記憶する...
芥川龍之介 「樗牛の事」
...かつて終りまで読み通す根気がなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...とにかく読む事は読み通すものだが...
夏目漱石 「坑夫」
...一息(ひといき)にそこで読み通す訳には行かなかった...
夏目漱石 「こころ」
...この半紙の山を綿密に読み通す夫の困難も細君には想像出来なかった...
夏目漱石 「道草」
...一冊の本にかじりついて読み通すということは読書の能率をあげる所以(ゆえん)である...
三木清 「如何に読書すべきか」
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