...読み物としての面白味からいえば...
石川欣一 「可愛い山」
...ただしこの種の読み物は...
岡倉由三郎 「茶の本」
...あとの生涯はいわゆる軽い読み物をむさぼってそれに自分の能力をむだについやしてしまう...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それは読み物にならない...
寺田寅彦 「科学と文学」
...永久的な読み物としての価値を有するものもまた決して不可能ではないのである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...一方ではまた浅薄な概括的論述を羅列(られつ)した通俗科学的読み物がはなはだしく読者をあやまるという場合もしばしばあるであろう...
寺田寅彦 「自由画稿」
...たとえば万葉や古事記の歌でも源氏や枕草子(まくらのそうし)のような読み物でも...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...風聞録の代わりになるもっとまとまった読み物もあるだろう...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...この三馬などが相当に大きな顔をしているのだから合巻読み物の世界はじつに下らない容易いところだ...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...最近において最も読み物として普及しているのであり...
平林初之輔 「日本の近代的探偵小説」
...とてもすばらしい読み物に書きかえることが出来るという意見を持っていた...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...貴社の特別読み物や連載小説は人気作家に高額で書いてもらっているが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...つれ/″\のやるかたなさに書読み物書くを人は我を善く勉めたりといふ...
正岡子規 「病牀瑣事」
...辞書が読み物であるといふことが分つてゐたら...
三木清 「辞書の客観性」
...読み物として面白いのは...
三木清 「辞書の客観性」
...そして最も大切なのはその読み物だと云う事も出来ます...
宮本百合子 「現今の少女小説について」
...決して一時の読み物ではなく...
柳宗悦 「二笑亭綺譚」
...そうしてあの一篇は単純な読み物としても落第ではないかと心配し初めました...
夢野久作 「所感」
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