...いろいろな読み本や...
石原純 「平賀源内」
...北斎の絵母は読み本が好きで...
上村松園 「あのころ」
...またしずかに読み本の上に注がれた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...チヤアルズ・キングスレエの『ウオタア・ベビイス』といふ子供の読み本を覗いた事のある人は...
薄田泣菫 「茶話」
...要するに普通(ふつう)世間に行き亘(わた)っている範囲(はんい)では、読み本にも、浄瑠璃(じょうるり)にも、芝居(しばい)にも、ついぞ眼(め)に触(ふ)れたものはないのである...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...中本仕立の読み本である...
坪内逍遥 「十歳以前に読んだ本」
...貸本屋が「読み本」を見せて勧めると...
森鴎外 「雁」
...北斎(ほくさい)などの読み本の挿画には...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...江戸時代中期の読み本として...
柳田国男 「山の人生」
...いま一度不必要に穏当なる前代の読み本世界にもどろうとしているのである...
柳田国男 「雪国の春」
...始めから読み本であった...
柳田国男 「雪国の春」
...読み本としての『義経記』単に今日の流布本ばかりで判断すれば...
柳田国男 「雪国の春」
...つまりは相応な長さの読み本とするための...
柳田国男 「雪国の春」
...相手のお好みを狙って草双紙や読み本を...
山本笑月 「明治世相百話」
...同時に草双紙や読み本のお好みも減って...
山本笑月 「明治世相百話」
...読み本の側においてある...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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