例文・使い方一覧でみる「誦」の意味


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...――式はもう経(ずきょう)がはじまっていた...   ――式はもう誦経がはじまっていたの読み方
芥川龍之介 「葬儀記」

...いやになるほど古聖賢の言の暗(あんしょう)を強いられました...   いやになるほど古聖賢の言の暗誦を強いられましたの読み方
太宰治 「惜別」

...それが民衆の間に伝せられるものである以上...   それが民衆の間に伝誦せられるものである以上の読み方
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」

...福澤先生は其後「暗十詞」を明治六年刊行したと...   福澤先生は其後「暗誦十詞」を明治六年刊行したとの読み方
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」

...兀然(ごつぜん)として仏壇に向ひて鉦(かね)叩き経(よ)める後姿...   兀然として仏壇に向ひて鉦叩き経誦める後姿の読み方
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」

...診察吐下ノ機ヲ妨グルコトヲ知ル――」ここまで朗々と(ず)し来って...   診察吐下ノ機ヲ妨グルコトヲ知ル――」ここまで朗々と誦し来っての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...フランス語の文典を暗し乍(なが)ら...   フランス語の文典を暗誦し乍らの読み方
野村胡堂 「焔の中に歌う」

...彼等が小聲で云ふ諳が一緒になつたものであつた...   彼等が小聲で云ふ諳誦が一緒になつたものであつたの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...いつの間にかすつかり暗してゐる叔父の創作に依る出鱈目の科白を...   いつの間にかすつかり暗誦してゐる叔父の創作に依る出鱈目の科白をの読み方
牧野信一 「毒気」

...私は暗(あんしょう)しておりますヨ……...   私は暗誦しておりますヨ……の読み方
三宅花圃 「藪の鶯」

...鎮魂の祈りを(とな)え胸の上で十字を切った...   鎮魂の祈りを誦え胸の上で十字を切ったの読み方
「おもかげ」

...好蘇黄詩...   好誦蘇黄詩の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...毎旦(まいたん)孝経を(しよう)する例になつてゐたので...   毎旦孝経を誦する例になつてゐたのでの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...あの辺の地理は手にとる如く暗(そらん)じています...   あの辺の地理は手にとる如く暗誦じていますの読み方
吉川英治 「三国志」

...扇で手拍子(てびょうし)をとりながら京謡(きょううた)を低声(こごえ)に口(くちずさ)んでいた...   扇で手拍子をとりながら京謡を低声に口誦んでいたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...経文(きょうもん)を口で(よ)むのをおそれ...   経文を口で誦むのをおそれの読み方
吉川英治 「親鸞」

...(じゅ)すともなく唱(とな)うるともない十句観音経(かんのんぎょう)の声が――声というよりはおのずから出る呟(つぶや)きのように漏れてくる...   誦すともなく唱うるともない十句観音経の声が――声というよりはおのずから出る呟きのように漏れてくるの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...「…………」そこに念(ねんず)している右門の姿を...   「…………」そこに念誦している右門の姿をの読み方
吉川英治 「柳生月影抄」

「誦」の読みかた

「誦」の書き方・書き順

いろんなフォントで「誦」

「誦」の英語の意味

「誦なんとか」といえば?   「なんとか誦」の一覧  


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