...それ/″\に誡められたり励まされたりしたが...
石川啄木 「二筋の血」
...つねに王父の遺誡を瞑目一思しぬ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...之を守るに愚をもってせよ」と古人が誡(いまし)めているのはそこです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...風雲はこういって我々を誡(いまし)められた...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...すなわち実験派と理論派との各自の偏見から来る無用の争いを誡(いまし)めた一節は...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...後に曹大家(そうたいこ)『女誡』専心の篇を見候えば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...夢窓國師の三等の弟子の遺誡を...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...これは大にして第一の誡(いましめ)なり...
三木清 「人生論ノート」
...あの念仏宗(ねんぶつしゅう)が「異安心(いあんじん)」を誡(いまし)める心の必然さを想う...
柳宗悦 「工藝の道」
...智に傲(おご)る者を誡(いまし)めるではないか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...自誡とする必要はないであらう...
吉川英治 「折々の記」
...周囲の子弟を誡(いまし)めた...
吉川英治 「剣の四君子」
...誡めたからとて、この世に忍び男(お)と、忍び男を待つ女性(にょしょう)が尽きるはずはございません」「堕落(だらく)僧が、堕落僧を庇(かば)っている...
吉川英治 「親鸞」
...反省の鏡とするために書いた座右の誡(かい)であったところに...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...末枝の勝敗にのみ走ることを誡(いまし)めていたし...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...誡(いまし)めたり...
吉川英治 「源頼朝」
...自身の油断を誡(いまし)めている」「敵には」「元よりのこと」「それでは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...我々は現代においてもそのままに通用するごとき「十七条憲法」の光輝ある道徳的訓誡を...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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