...しゃべる時には必ず誠実に本当のことを言う――この5つのステップを踏めば品行方正な発言ができる上...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...もし彼が誠実に生活したのならばそれはかならずやわたしにとって遠方の土地のように珍しいものになったにちがいないからである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...編述者の意志の誠実にして...
高木敏雄 「比較神話学」
...誠実にこの鴎外全集を編纂(へんさん)なされて居られるようですが...
太宰治 「女の決闘」
...序文を誠実に読んだだけでも...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...要するに現代の学術の精神と方法とを誠実に守ると共に...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...粛軍が真剣誠実に実施される所以であり...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...自由に誠実に行なわれるべきことであったが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...かの誠実に充ちた人だけが生命を喜ばす芸術を遺したのである...
中原中也 「生と歌」
...あの夜の純情と誠実に...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...これから誠実に正しいことをやります...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...いやいや、強く、論理的に、誠実に、一貫性をもって、シブトクわれわれが考え、生きようとすれば、必然的に、この手のニヒリズムを自身の中から追い出さざるを得ないであろう...
三好十郎 「恐怖の季節」
...人に授かった技術を、誠実に、間違なくおこなって行けば、正しい人が責を尽したと云うものではありませんか...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...この砦にお這入(はいり)になるや否や、城主の席も総ての9270物もお手にお入(いれ)になったあなたを、任意に、誠実に、おみ足の下(した)に伏して、主君と仰がせて下さいまし...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...そは驚くべき誠実にして歴史に書きとどむるに値す...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...第一章 実利と誠実についてこの章以下の十三章は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...誠実に満ちた真剣の生活を無意識に期待している折から...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...仕事を誠実にするので...
吉川英治 「新書太閤記」
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