...「語意」は熟語ではありません...
...三十 當然そうなるだろうの語意と見られる...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...このモンテイロというのは主馬頭(モンテイロ)の語意だ...
谷譲次 「踊る地平線」
...いつの間にか専門的ではあるが併し一種の普通語と同じ言語意識機能を帯びて来るからであって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...語意相関にして着筆霊妙というところなのです」「私には...
中里介山 「大菩薩峠」
...今日我我のいふ韻律の語意は實に「拍子(テンポ)」と「旋律(メロヂイ)」の兩屬性を包括する概念...
萩原朔太郎 「青猫」
...それが「より散文に近い」の語意を示すから)およそ上述の如きものは...
萩原朔太郎 「青猫」
...実に言語の語意や音韻に於ける組み合せの...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...主として全く語意の印象的表象に存するからである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...もっと甚だしきは語意を内容的に転化させて...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...初めて視覺から語意が通ずるといふやうな言葉を...
萩原朔太郎 「ローマ字論者への質疑」
...そして前に掲げた法例という語の字義語意を稽(かんが)えて見ても...
穂積陳重 「法窓夜話」
...それの語意によつてよりもそれの語感の感触で...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
...語意によりも寧ろ語感に依存してゐる――といふのは...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
...おほん」タンゲイの語意が...
吉川英治 「江戸三国志」
...または「――ばさらに遊ぼう」「ばさらに舞え」「世の中ばさらに送らいでは」などと、その語意、その場合も、さまざまにつかいわけられている...
吉川英治 「私本太平記」
...古語の“女房”という語意は...
吉川英治 「随筆 新平家」
...現代語の大衆という語意と...
吉川英治 「随筆 新平家」
...我昔所造(がしゃくしょぞう)諸悪業皆由(かいゆう)無始貪瞋癡(とんじんち)従身語意之所生(ししょしょう)一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)――右門は今...
吉川英治 「柳生月影抄」
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