...「語意」は熟語ではありません...
......
種田山頭火 「松山日記」
...彼れ語意半ば通じ半ば解せず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...いつの間にか専門的ではあるが併し一種の普通語と同じ言語意識機能を帯びて来るからであって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...語意相関にして着筆霊妙というところなのです」「私には...
中里介山 「大菩薩峠」
...フスタトの語意についてはいろんな説があるが...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...思いのほか語意が届きます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今日我我のいふ韻律の語意は實に「拍子(テンポ)」と「旋律(メロヂイ)」の兩屬性を包括する概念...
萩原朔太郎 「青猫」
...それが「より散文に近い」の語意を示すから)およそ上述の如きものは...
萩原朔太郎 「青猫」
...即ち語義――もしくは語意――であって...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...象徴の語意を明らかに解説したいと思っている...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...著者の表象した語意によれば...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...即ち「希望なき」「憂鬱なる」「疲勞せる」等の語意を含む言葉として使用した...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...初めて視覺から語意が通ずるといふやうな言葉を...
萩原朔太郎 「ローマ字論者への質疑」
...そして前に掲げた法例という語の字義語意を稽(かんが)えて見ても...
穂積陳重 「法窓夜話」
...おほん」タンゲイの語意が...
吉川英治 「江戸三国志」
...もしその語意を分らうとしたら...
吉川英治 「折々の記」
...または「――ばさらに遊ぼう」「ばさらに舞え」「世の中ばさらに送らいでは」などと、その語意、その場合も、さまざまにつかいわけられている...
吉川英治 「私本太平記」
...我昔所造(がしゃくしょぞう)諸悪業皆由(かいゆう)無始貪瞋癡(とんじんち)従身語意之所生(ししょしょう)一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)――右門は今...
吉川英治 「柳生月影抄」
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