...「語原がわからないと、その単語の意味を理解することが難しい...
...語原の知られぬもの...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...実に語原学を乱し困らすところのものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...現象学的意味で気分とも訳さるべき Stimmung という言葉も語原的には音響あるいは言語的意味の射影的等値性を指す...
中井正一 「うつす」
...エヂプトの都に某と称ぶ黄金の冠の所有者があつた――と云ふ(ユレーカ)の語原に関する一伝説を君は知るか...
牧野信一 「卓上演説」
...なおあけびの語原についてはその他の説もあるが...
牧野富太郎 「アケビ」
......
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...その玉露の語原がいささか前説とは違っている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そしてその三波の語原は私には解し得ないが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その語原は撫菜(なでな)の義で愛ずる意ではないかと大槻文彦先生は書いていられるが...
牧野富太郎 「植物記」
...この様にウメの語原が動いている所を以て観ると...
牧野富太郎 「植物記」
...昔の学者はこのソバノキのソバを稜の意に取ったからよくその語原が呑み込め無かったが...
牧野富太郎 「植物記」
...カキツバタの語原は書きつけ花の意で...
牧野富太郎 「植物知識」
...ユリの名はその語原がまったく不明である...
牧野富太郎 「植物知識」
...※聲(SCHREI)は果して能く語原たるべき乎...
森林太郎 「「言語の起原」附記」
...唯それらの語の転化と語原とを教えこんだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...語原が不明なのだから何れが正しいとも言へぬ...
柳田國男 「食料名彙」
...モチの語原に至っては今はまだはっきりとしていない...
柳田国男 「木綿以前の事」
...「恋ふる」がその語原を「乞(こ)ふ」という動詞と同じくしていることは...
柳田国男 「木綿以前の事」
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