...先生と先生の令兄淺野正恭中将と岡田熊次郎氏とにお伴して駿河台の主婦の友社来賓室に於て九條武子夫人と語る霊界の座談会に列した...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...語るも悲惨なことになり終った...
海野十三 「火星兵団」
...久しぶりに伯父とゆっくりと語る機会を迎えた...
海野十三 「断層顔」
...末弘はつづけて語るのだった...
高見順 「如何なる星の下に」
...顔ほど微妙に其人の内面を語るものはない...
高村光太郎 「顔」
...彼と語るのが一つの慰安であり救ひであつた...
徳田秋聲 「彷徨へる」
...教育のある人間が教養があるという常識は之を物語る...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...其語るや大抵過去帳の展讀のみ故に其言質を作ること稀れなる代りに...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...」野村の語る所に依れば...
豊島与志雄 「反抗」
...土田杏村氏が文芸の味は何とも語ることのできぬ味であると言はれるのと同巧異曲である...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...信濃人の語るを聞きし事あり」と信節の説だ...
南方熊楠 「十二支考」
...あくまで自分の語りたいことを語る...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...……(童話でも語るように言う)須永 ……そいでモモコさんの眼...
三好十郎 「冒した者」
...若宮が私に語る話も...
三好十郎 「冒した者」
...私が同君を語るのは...
柳宗悦 「和紙十年」
...とうていこれだけの物語を語ることはむつかしく...
柳田国男 「雪国の春」
...怪力乱神を語ることを好む人の通有性が...
吉川英治 「江戸三国志」
...雜誌富士の“大衆文藝家の過去を語る”座談會のなかに...
吉川英治 「折々の記」
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