...その当時のことを語りぐさにしている...
海野十三 「爆薬の花籠」
...のちの世の語りぐさにしていたゞけましたらありがとうござります...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...昌造の事蹟のうち今日も有名な語りぐさであるが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...長いあいだ語りぐさとしたところによれば...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...華やかな語りぐさに過ぎまい...
長谷川時雨 「大橋須磨子」
...一家の主人が心中する――近松翁の「天(てん)の網島(あみじま)」は昔の語りぐさではなく...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...死ぬまで語りぐさにして忘れなかつた...
吉川英治 「折々の記」
...後の世までの語りぐさに伝わっている...
吉川英治 「新書太閤記」
...松野平介の一卜槍うけて末代の語りぐさとなせ」と...
吉川英治 「新書太閤記」
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