...私のこゝに彼れについて語らうとするのはそのことではない...
有島武郎 「描かれた花」
...吾々は十五六人語らうて...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...三人は東金(とうがね)より買い来たれる菓子果物(くだもの)など取り広げて湖面をながめつつ裏なく語らうのである...
伊藤左千夫 「春の潮」
...王の許に立戻り一伍一什を物語らうとするのであつた...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...久しぶりに二人きりで語らう隙を得ました...
豊島与志雄 「沼のほとり」
...いつしか愛を語らう仲になりました...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...語らうなぞとはつゆさへ思はぬ...
中原中也 「在りし日の歌」
...山沿ひの道を乗手(のりて)もなく行く自転車のことを語らうと思ふ...
中原中也 「山羊の歌」
...哀別海は見たれど海照らず山は見たれど山照らず時雨の雲の雨の戸にわがためぬれた人もあり中仙道は山の国常陸(ひたち)鹿島は海の国これがたまだま五十里の山を越えたる別れかよ烏しば啼くしばらくは山のあなたで啼けばよい今宵一夜(いちよ)を哀別の涙で共に語らうよ...
野口雨情 「別後」
...自分が氏に就いて語らうとするのは早計である...
萩原恭次郎 「純情小曲集」
...自分はそれを語らうとした...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...乃ち代つて私がその美を語らう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...私がもう誰にも語らうとはせぬ滅びた顏をもまだ覺えてゐる唯一のもの...
堀辰雄 「夏の手紙」
...誰が怒について眞劍に語らうとするのであるか...
三木清 「人生論ノート」
...其上で秘訣を語らうと述べた...
南方熊楠 「人柱の話」
...此年三月三日の事を語らうとおもふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...語らうこともできず...
吉川英治 「三国志」
...ふたりのために語らうべくあった一室に...
吉川英治 「新書太閤記」
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