...それを語らうとするのである...
有島武郎 「描かれた花」
...そのことを夢六に語らうにも...
心猿 「露伴忌」
...浅草を彩るカビの華であるかといふことについて語らう...
添田唖蝉坊 「乞はない乞食」
...物語らうとするのがこの小説であるが...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...他の津軽の町を語らう...
太宰治 「津軽」
...いつしか愛を語らう仲になりました...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...奥と楽しく語らう味を...
直木三十五 「南国太平記」
...語らうなぞとはつゆさへ思はぬ...
中原中也 「在りし日の歌」
...もし後日あの事を書いたり語らうとすると...
原民喜 「長崎の鐘」
...乃ち代つて私がその美を語らう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...万(よろず)秘密を厭(いと)い善悪ともに互いに相語らうを常とせり...
福田英子 「妾の半生涯」
...その時僕が語らう...
牧野信一 「朝居の話」
...何故か? 物語らう...
牧野信一 「村のストア派」
...此処(ここ)ならば今昔(こんじゃく)の思いに逢い語らうこともできたのに...
室生犀星 「荻吹く歌」
...五私はこゝで他の多くの紙漉場で廻り会つた紙に就いて一括して語らう...
柳宗悦 「和紙十年」
...私の語らうとするのは...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...語らうこともできず...
吉川英治 「三国志」
...友と語らう心情も...
吉川英治 「新書太閤記」
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