...主筆なら未だしも...
石川啄木 「菊池君」
...二つや三つなら未だしもの事...
石川啄木 「菊池君」
...それのみなら未だしも...
石川啄木 「雲は天才である」
...未だしも裸で居る方が遥に美しい...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...それを真の完成品と称することは未だしである...
藤島武二 「画室の言葉」
...「新婚」は未だしも...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...」「あなたのお迎ひは駄目!」母が云ふのだつたら未だしも彼は好かつたが...
牧野信一 「熱海へ」
...――随分と思ひ切つた悪計なども現れて「質屋へ用達中」とか「流連中(いつづけちう)」とかは未だしもであつたが...
牧野信一 「女に臆病な男」
...一人で未だしも救かつたなんて阿父さんは云つたことがあるわよ...
牧野信一 「蔭ひなた」
...未だしもだけれど...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...九郎の小説を未だしも認めてゐたのであるが...
牧野信一 「ゾイラス」
...それよりは未だしもこの拷問に堪へる方が甲斐があるといふ風な怪しからぬ我慢強さが...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...吾家の部屋で朗らかな彼等の音頭を聞いてゐる方が未だしも救かる気がして...
牧野信一 「毒気」
...馬鹿なら馬鹿で未だしも仕末が好いが...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...未だしも照子の心を操り人形のやうに弄んでやることの方が余程興味のあることだつた...
牧野信一 「妄想患者」
...未だしっかりとおさへつけてゐるのであつた...
牧野信一 「蘭丸の絵」
...「念を押すところが未だしも愛すべきですね...
「一本の花」
...桑の匂ひは未だしもだが...
横瀬夜雨 「花守」
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