...日本人は階級の相違を認める...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...相手が島田だと認めると...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...ともかくも世界滅亡のカタクリズムを表現しようと試みた努力の中にはさすがにこの作者の老巧さの片影を認めることもできないことはないようである...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...それでもわれわれはともかくもこの二つのものの和弦的(かげんてき)要素の比較にある意味を認めることだけはできるように思う...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...美保子の姿を認める...
外村繁 「澪標」
...機影を認める時は固より...
豊島与志雄 「風俗時評」
...然し、それらと全く性質の異った一つの誘因を、私は認める...
豊島与志雄 「文学の曇天」
...之を皆公民の意味に解釋して國史國造以下あらゆる官司の私有して居つたものも公民と認める意味を表はしたのは...
内藤湖南 「聖徳太子」
...右の二人づれの巡礼の姿を認めると...
中里介山 「大菩薩峠」
...誰が見ても内発的であると認めるような推移をやろうとすればこれまた由々しき結果に陥(おちい)るのであります...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...向うでも腹の底で正式に認めるし...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...認めることを妨げはしなかった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...平たくいへば、認める、といふことであるが、これを「裁可」と改めては如何といふ論が議會の質疑に出て來た...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...医者はその症状と経過を認めることができるし...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...その上衣を認めるなり呼びかけたのだ...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...認めるでせうか...
吉川英治 「折々の記」
...また彼は理性の受動的側面を認めるアリストテレースの説に対して普遍的理性の両面即ち能動的理性と質料的理性とを説き...
和辻哲郎 「鎖国」
...法の貴さを認めるものは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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