...そこに漂っている微笑を認めると...
芥川龍之介 「路上」
...認めるようになった...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...幾缶開けてみましてもほとんど優劣の差を認めることは出来ないのであります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...―――後亀山帝(ごかめやまてい)の玄孫(げんそん)に当らせられる北山宮(きたやまのみや)と云うお方が実際におわしましたことは専門の歴史家も認めるところで...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...誰しも認める処である...
戸坂潤 「技術の哲学」
...一般に性格に就いて少しばかり補う必要を認める...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...やがてリーザの姿を認めると...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...やっとのことでいやいやわたしの存在を認めることにした...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...社会の底に地獄の川スティックスを認める者がいる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...併しパシエンカは此巡礼が昔のステパンだと云ふことを認める事が出来なかつた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...之を皆公民の意味に解釋して國史國造以下あらゆる官司の私有して居つたものも公民と認める意味を表はしたのは...
内藤湖南 「聖徳太子」
...そこでもまた再びその影も形も認めることができないから...
中里介山 「大菩薩峠」
...かすかに認めると安心しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...と認めることである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...些細な事柄ではあるがそこに大きな力を認める...
松本たかし 「松本たかし句集」
...正規軍において象の代りをするものである(これは古代史を知っている者が容易に認めるところである)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...精神は遠くの方に何かしらぼんやりした光・真理の姿・みたいなものを認めるように思うが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...念のために記憶に残っている中(うち)で必要と認める全部を...
夢野久作 「暗黒公使」
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