...必ず認むべき價値があり...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...明かに這般(しゃはん)の消息を認む...
伊藤左千夫 「絶対的人格」
...甲板に二人のてすりによりて下を眺めおるを明らかに認むるを得た...
井上円了 「おばけの正体」
...強大なる影響を認む...
高木敏雄 「比較神話学」
...戰陣よもに見渡して直ちに認む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼れと自由黨との關係實際に消滅したりとは何人も認むる能はじ况んや彼の入閣は自由黨と伊藤内閣との結托に原づき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...學堂實に一日の長ある如し余は彼れを以て未だ經國の大才なりと認むる能はず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...唯だ旧自由党員たりし各個人の加入を認むるのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...もはや他に何物をも認むることができなくなる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...其風格に相違あることを認むべく...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...僅に其所在を認む可く...
長塚節 「草津行」
...遙方の山少しく凹む所一條の赤土あるを認む...
長塚節 「草津行」
...と認むべきであろう...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...または文部大臣の授与を認むるかは...
夏目漱石 「博士問題の成行」
...淨土宗に於ても之を認むることの出來るのは...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...トルキスタン地方に酷似するを認む...
日野強 「新疆所感」
...かねてより計画されたる筋書によりてこの犯罪は実行されたるものと認む...
平林初之輔 「鉄の規律」
...その美が如何に甚だしく塗り飾られたものであるかは誰しも認むるところであろう...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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