...人生の名誉を賭けたあのラジウムを...
海野十三 「柿色の紙風船」
...わたしの帯びることのできるどんな肩章によってよりも一層名誉をあたえられたような気がした...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...一字の誤植も雑誌の名誉を傷つけると言っていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分たちの名誉を害し...
中里介山 「大菩薩峠」
...此の気の毒な勇士は戦場で敵の首を取った(サモア戦士の最高の栄誉)のだが...
中島敦 「光と風と夢」
...無残!)かくしてかつてその館をつつみ薔薇色に花栄えた誉れも今はただおぼろげな昔話とて埋もれ眠るだけ...
エドガー・A・ポオ Edger A. Poe 「ポオ異界詩集」
...お前が? 名誉にかけて言うが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...両人の名誉は相如(し)くほどの位置にをりて...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...名誉心はなお根柢(こんてい)のあるものであった...
三木清 「人生論ノート」
...ほとんど栄誉とするにたりないものである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かくいう曹休も名誉にあずかるわけだから」「都督には...
吉川英治 「三国志」
...これも道誉の心入れか」御食(みけ)がすむ...
吉川英治 「私本太平記」
...彼は切に道誉へ依頼したのであった...
吉川英治 「私本太平記」
...その夜の道誉のいたわりにも...
吉川英治 「私本太平記」
...道誉の留守城、伊吹の家臣らであった...
吉川英治 「私本太平記」
...送って来るのか」「さらに道誉の家臣...
吉川英治 「私本太平記」
...しきりに「道誉が」とか「佐々木が」とか言い騒(ざわ)めいているのだった...
吉川英治 「私本太平記」
...何かと思ってサロンの隅で耳をかすと「君……道誉が藤夜叉を犯すところネ...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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