...模倣を嫌惡する強烈な意識と獨創を誇りとする勇猛な自覺の下になされた行動の中にも猶模倣の事實がある...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...彼等が模倣を斥け獨創を誇りとするの輕易なることは寧ろ彼等の模倣性に富む證據である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...彼女等は男の力を借りないことを誇りとするほど幼稚ではなかった...
大杉栄 「新しい女」
...千葉から*堀保子宛・明治四十一年九月二十五日この監獄はさすが千葉町民の誇りとするだけあって...
大杉栄 「獄中消息」
...よく親に甘やかされた金持の子供がことに好んで誇りとする...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...特に其温室は伯の最も誇りとする所にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...月丸を獲たことを誇りとするように(よい男で...
直木三十五 「南国太平記」
...この上なき誇りとするらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...カイロの誇りとする約四百のモスクのうち約二十は時代の古さ(九世紀)または規模の宏壮さを以って代表的と見做されるものであるが...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...只かうした友を持つたのを聊か誇りとする...
二葉亭四迷 「旅日記」
...我々が誇りとするあの立派な推理...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...夫の方はその精力をむしろよそにひろげて誇りとするだけであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ないしは繊細の美を誇りとする印度(インド)・波斯(ペルシア)の芸術の中を求めても...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...翁は福岡の誇りとするに足る隠れたる偉人高士であったと断言しても...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...名娼明月(めいげつ)と共に博多の誇りとするに足る不世出の博多ッ子の標本と云ってよかろう...
夢野久作 「近世快人伝」
...虫も鳥も寄り付かぬのを誇りとするという...
夢野久作 「鼻の表現」
...世の人々の最も誇りとするこれらのものも何らの光彩も発揮しない...
横光利一 「欧洲紀行」
...誇りとするのはおろか...
吉川英治 「三国志」
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