例文・使い方一覧でみる「話声」の意味
スポンサーリンク...騒々しい話声が聞こえる... 
...彼女の甘い話声に癒された...
...テレビの声が大きいため、話声が聞き取りづらい...
...職場の話声がうるさいので、イヤホンで音楽を聴いている...
...彼の話声は堂々としていて、説得力がある...
...不相変（あいかわらず）面白そうな話声がつづいている...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...家中（かちゅう）の者の話声とかが聞えただけで...
芥川龍之介 「忠義」
...だが展望室との間は、完全な防音ができているので、発令室の話声は、少しもこっちへ聞えて来なかった...
海野十三 「宇宙尖兵」
...薪割りをしながら湯槽（ゆぶね）の金剛と交しているらしい安吉老人の話声が...
大阪圭吉 「闖入者」
...父親と忰の耳へ間もなく崖の上あたりでする人の話声が聞えた...
田中貢太郎 「参宮がえり」
...フランス語の話声に入れ交って...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...そして、チョイチョイした物音、話声、硝子器のチリンという音、召使達の足音、そうした物音に混って、二人の客人は家の四方に小歇（こや）みなくザワザワと流れる水声を聞くことが出来た...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...随つて書斎はまた家の人達の住んでゐる処から話声の聞えない処へと選んで別構へにして建てた...
土田杏村 「私の書斎」
...いつも彼の注意を惹かないほど高い話声や笑声のみだった...
豊島与志雄 「反抗」
...「未だ、時刻には大分間があろう」と、云うと「はい――皆様が、お待ちかねで、ございますから――」書院に待たせてある親族、朋輩、隣家の人達の、咳だの、話声だのが、微かに聞えて来るようであった...
直木三十五 「南国太平記」
...今だに二人の話声がしているので...
永井荷風 「ひかげの花」
...しかも低い話声さへ聞える...
永井壮吉 「人妻」
...小僧とお祖母さんの話声が聞え出してゐた...
中原中也 「良子」
...旦那の部屋に灯（あかり）の点いているのを見ただけです」「話声は聞かなかったか」「否（いえ）」平次の問もそこで行詰りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...声とりどりの話声が互ひに消しあつて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...そのうちに話声も跫音（あしおと）もだんだん遠くなった...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...もう話声も聞えぬ...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...どうか御心配なくたたせていただきます」「とにかく峠口までは家の者に……」話声は廊下のかなたへ消えて行った...
山本周五郎 「夜明けの辻」
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