...相手がまるでお坊ちやんにて話にならず...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...そのくせ御自分の世話にならずに切り抜けられるのが怖さに...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...難民があなたのお世話にならずにやって行き...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...どんなときでも町医者の世話にならずに...
知里真志保 「生きているコタンの銅像」
...少しも人の世話にならずに食事をするのであるが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...さるを学士の位を得たりとて安心するやうな人は話にならず...
永井荷風 「小説作法」
...この邸内の者共の御世話にならず...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...まだ貧弱で話にならず...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...ひとの世話にならずに生きていく自信がある...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...他人の世話にならずに衣食して行かれると考(かんがえ)を定めて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...売ものゝ鯛茶のまづいことお話にならず...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一太の往来を駈けずり廻る手脚にはお話にならず狭かった...
宮本百合子 「一太と母」
...他人の世話にならず...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...それから他の世話にならず――いや...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
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