...フランス語とイタリ語が話せる...
アーヴィング 高垣松雄訳 「クリスマス・イーヴ」
...ずっとうまく話せるのだがなあ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...吉野君なんか其中でもまあ話せる男だ...
石川啄木 「鳥影」
...『誰か私にその木理が何を表はしてゐるか話せるかね? 此の梨の木はいくつだらうね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...彼は一人のスペイン語の話せる紳士を見かけた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...ルンペンの第六感、さういふ第六感を、幸か不幸か、私も与へられてゐる、人は誰でも五感を通り越して第六感に到つて、多少話せる...
種田山頭火 「行乞記」
...話せる人物である...
種田山頭火 「行乞記」
...「これは思つたよりは話せる人らしい」と心の中(うち)に思つたのである...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...「この絵かきは話せる!」という心持にして...
中里介山 「大菩薩峠」
...……僕は上海語も北京語も台湾語も話せるんですが...
久生十蘭 「金狼」
...ちょっと話せる奴だ...
前田河広一郎 「ニュー・ヨーク 『青春の自画像』より」
...茶碗酒の召し上がれる御隠居様なんかなかなか話せるというものじゃないか...
正岡容 「寄席」
...あいつだけや話せるのは」いかにもというふうに海老団治はうなずいて...
正岡容 「寄席」
...その名をとうから知っていてくれて――――話せる人だ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...自分一個のさまざまの経験や気持や希望を、自分のものであるとともに女性全体のものであり、社会のものであるという関係から感じて、話せる力を、どんな風に身につけつつあるだろうか...
宮本百合子 「女の自分」
...それならそれで大いに話せる...
吉川英治 「私本太平記」
...「話せるな...
吉川英治 「新書太閤記」
...公卿(くげ)にしちゃあ話せるほうだ」「話せないのは森啓之助だ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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