...部下を詰責することで組織の改善を図ろうとした...
...彼女の失敗を詰責する声が上がった...
...上司に詰責され、反省の言葉を述べた...
...政治家たちは国民からの詰責に直面している...
...詰責に対しては、的確な理由を提示することが重要だ...
...たとへ口へ出して詰責しないまでも...
伊藤野枝 「内気な娘とお転婆娘」
...私は数かぎりもない種々な詰責や束縛や嘲罵を受けた...
伊藤野枝 「感想の断片」
...不都合千万なりとて当人を詰責したれば...
井上円了 「おばけの正体」
...共産主義の燒印をつけた詰責を投げ返さないものがあるか...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...彼らのブルジョアジーに對する主なる詰責は...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...結局委員を選んで詰責せしめることで会集を鎮めて...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...詰責と願意のこもった目差しで大臣席をふり返った...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...運送店に捜すよう詰責(きっせき)したが...
太宰治 「惜別」
...われらは断じて之を詰責せざるを得ず...
津田左右吉 「仏教史家に一言す」
...烈しい非難や詰責がはじまるのです...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...声を慄(ふる)わして折助どもを詰責(きっせき)しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...詰責(きっせき)なのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...領地をかへされたとかいふ歴史上の問題を捉へて詰責したのに答へて...
長塚節 「竹の里人〔二〕」
...お延は詰責(きっせき)した...
夏目漱石 「明暗」
...彼女を詰責(きっせき)するようにさえ見えた...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...敢て詰責するにも当らないが...
平出修 「畜生道」
...けれど誰かが私の悪を詰責しようとしたとき私の傲慢な心は答えた...
三木清 「語られざる哲学」
...無名の書牘(しよどく)はわたくしを詰責して已まなかつたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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