例文・使い方一覧でみる「詰まらない」の意味
スポンサーリンク...学士は我ながら詰まらない事を言つてゐると思つて... 
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...実に実に偶然の詰まらないことで極まってしまうのであることよ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「何うしてそんなことを言うのか？」と言った処が詰まらないし...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...そんなに詰まらないものが出来る筈はないのだ...
中島敦 「光と風と夢」
...全く詰まらない感傷主義からだ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...ごく詰まらない事柄で相手に取り入ろうとした...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...どうせ詰まらない手先に使われるだけで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...それはあなたには詰まらないことかも知れませんわ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...こんな温泉場なんか詰まらないわ...
正宗白鳥 「新婚旅行」
...詰まらない興味をも起したりしてゐたが...
正宗白鳥 「素材」
...蛇いわく僕も頭痛持ちだが蛇の頭痛療法を知ると同時に犬の頭痛療法を心得おらぬから詰まらない...
南方熊楠 「十二支考」
...いくら面白く威勢よく暮したってただ三十年では詰まらないやと呟（つぶや）いた...
南方熊楠 「十二支考」
...金くらい詰まらないものが...
森鴎外 「里芋の芽と不動の目」
...詰まらないお話がお慰（なぐさみ）にならないのは...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...僕も詰まらない義理づくめで...
森鴎外 「魔睡」
...ほんとうに召し上りもしないでお料理のことを御存じだなんて……食べなけあ詰まらないのに」おかしがる清子へ良人は...
矢田津世子 「茶粥の記」
...まったく詰まらない一生ですからね……ですからまだピンピンしているうちに...
夢野久作 「女坑主」
...余計なところには一切喙（くちばし）を容（い）れさせないのだから詰まらない事夥（おびただ）しい...
夢野久作 「無系統虎列剌」
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