...詫言を口にすることで、相手に対する誠意を表すことができる...
...彼女は詫言を述べるとともに、その後のアクションで謝罪の気持ちを示した...
...彼は詫言を言い訳に使い、本当の謝罪の気持ちを伝えていない...
...詫言を伝える際は、相手の気持ちに寄り添うことが大切である...
...ぶつかって詫言(わびごと)をいうのでもない...
石川欣一 「比島投降記」
...しきりと詫言(わびごと)を並べていた...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...主婦に対して色々詫言(わびごと)を云うのを...
寺田寅彦 「ある日の経験」
...本当に気の毒そうに詫言を云っている...
寺田寅彦 「静岡地震被害見学記」
...従って詫言などはおよそ無用な勢力の浪費である...
寺田寅彦 「静岡地震被害見学記」
...多分の賠償金(ばいしょうきん)と詫言(わびごと)をせしめて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...詫言をいったのだ...
豊島与志雄 「画舫」
...「どうもまことに申しわけのないことを致しました」お玉はお詫言(わびごと)から先です...
中里介山 「大菩薩峠」
...せめて詫言(わびごと)の一つも言ふ氣になつたらどんなものだ」平次の追及の益々猛烈なのを聞くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...勿躰(もつたい)なき身の覚悟と心の中(うち)に詫言(わびごと)して...
樋口一葉 「ゆく雲」
...こう御免になって実(まこと)に面目が有りません』とか何とか詫言(わびこと)の一言でも言う筈のとこだけれど...
二葉亭四迷 「浮雲」
...この頃では僕は口のかたちだけを如何にも済なさうに詫言を述べてゐる見たいに動かすだけで...
牧野信一 「沼辺より」
...畳に頭をすりつけて涙ながらに詫言を述べると...
牧野信一 「バラルダ物語」
...早う助六師匠に詫言うてもろうて...
正岡容 「寄席」
...詫言するとひとしく立上り...
夢野久作 「白くれない」
...母公の詫言(わびごと)であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...詫言(わびごと)もない...
吉川英治 「親鸞」
...そんな詫言(わびごと)で済もうか...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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