例文・使い方一覧でみる「詫」の意味


スポンサーリンク

...外套掛けからは命を搾(しぼ)り出すやうな子供の(わ)びる声が聞こえてゐた...   外套掛けからは命を搾り出すやうな子供の詫びる声が聞こえてゐたの読み方
有島武郎 「An Incident」

...ボーイはびるやうに受ける...   ボーイは詫びるやうに受けるの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...その場に平伏(へいふく)して非礼を(わ)びるしかなかった...   その場に平伏して非礼を詫びるしかなかったの読み方
海野十三 「大脳手術」

...平素の不沙汰をびかたがた...   平素の不沙汰を詫びかたがたの読み方
薄田泣菫 「艸木虫魚」

...ごぶさたのお(わ)びも兼ね...   ごぶさたのお詫びも兼ねの読み方
太宰治 「新釈諸国噺」

...叔父さんにお庄ちゃんを引っ張り出したお(わ)びをするからね...   叔父さんにお庄ちゃんを引っ張り出したお詫びをするからねの読み方
徳田秋声 「足迹」

...ウンと寝て癒(なお)してくんなさろ……」息子は金がないのを(わ)びて...   ウンと寝て癒してくんなさろ……」息子は金がないのを詫びての読み方
徳永直 「麦の芽」

...繰返し言(わびごと)を言われてみると...   繰返し詫言を言われてみるとの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...それがため折角(せつかく)御出(おいで)の所(ところ)を失禮(しつれい)致(いた)しました」宜道(ぎだう)は此時(このとき)改(あらた)めて遠來(ゑんらい)の人(ひと)に對(たい)して自分(じぶん)の不在(ふざい)を(わ)びた...   それがため折角御出の所を失禮致しました」宜道は此時改めて遠來の人に對して自分の不在を詫びたの読み方
夏目漱石 「門」

...坊主になつて(わび)をしよう...   坊主になつて詫をしようの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...そしてあらためて私に無沙汰(ぶさた)の(わ)びやら...   そしてあらためて私に無沙汰の詫びやらの読み方
堀辰雄 「花を持てる女」

...師匠の国芳へ礼やらびやらいうことさえ忘れ...   師匠の国芳へ礼やら詫びやらいうことさえ忘れの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...きっとこのお(わ)びを致しますから」両手をついて...   きっとこのお詫びを致しますから」両手をついての読み方
山本周五郎 「おれの女房」

...旅情童心、これしか、てれ隱しにも、おびにも、ほかに言葉もなかつたからである...   旅情童心、これしか、てれ隱しにも、お詫びにも、ほかに言葉もなかつたからであるの読み方
吉川英治 「折々の記」

...信長の使者から、口上で、「即日、遠国へお立ち退(の)きあるべし」と、云いわたされた佐久間信盛父子は、いわゆる取るものも取り敢(あ)えずといったような狼狽ぶりで、「おびは、いずれ後から」と、匆々(そうそう)、高野山(こうやさん)へ逃げのびた...   信長の使者から、口上で、「即日、遠国へお立ち退きあるべし」と、云いわたされた佐久間信盛父子は、いわゆる取るものも取り敢えずといったような狼狽ぶりで、「お詫びは、いずれ後から」と、匆々、高野山へ逃げのびたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...おゆるし下さいませ」と、びながら、さし置いた...   おゆるし下さいませ」と、詫びながら、さし置いたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...あの老母(としより)に何とびようかなどと...   あの老母に何と詫びようかなどとの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...掌(て)を拝(あわ)せてびたいほど恋しくなっていた...   掌を拝せて詫びたいほど恋しくなっていたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「詫」の読みかた

「詫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「詫」

「詫」の英語の意味


ランダム例文:
郭象   口直しに   死ぬ気  

【待望の機能】手書き風日本語フォントが「縦書き」に対応!和風デザインに無料活用

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
化学兵器   免疫細胞   持効性注射剤  

スポンサーリンク

トップへ戻る