...雷鳴のようなとどろきとともに...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...彼らの球の音が遠雷のとどろきのようにひびくのを聞いたことがある...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...岩山はとどろき、氷塊(ひょうかい)がくずれ落ちました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...広い部屋にとどろきわたって...
海野十三 「少年探偵長」
...一掃しつくすような大砲のとどろきが来るのを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...相手の心をとらえ一語一語に相手の胸のとどろきを感ずる弁士のように...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...等々力(とどろき)へ豆を取りに行く馬でございますが」「そこをひとつ折入って頼むのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの夜の名捕方――轟(とどろき)の源松という勘定奉行差廻しの手利(てき)きでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...興行元は轟(とどろき)の権三(ごんざ)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「ドドドド……ごォーッ」と雷のような砲声がとどろきわたった...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...夕とどろきの物悲しさに...
正岡容 「寄席」
...たいこのひびきとともにかれの心臓はとどろき...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...鳴りはためく投弾と高射砲発射のとどろき)8座談会の会場...
三好十郎 「その人を知らず」
...お前方が歩いて行った跡には轟(とどろき)が残る...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...いかな轟(とどろき)先生でも御存じなかったでしょう...
夢野久作 「爆弾太平記」
...今や地表は魏軍の土足にとどろき...
吉川英治 「三国志」
...愛鷹(あしたか)のふもとへかけ十里は人馬のとどろきといってよい...
吉川英治 「私本太平記」
...ここにいる轟(とどろき)又八に京へ持たせて...
吉川英治 「神州天馬侠」
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