...彼女は詩稿を編纂することが趣味です...
...私の部屋には、手作りの詩稿が飾られています...
...彼は詩稿を出版するために、多忙な日々を送っていた...
...新しい詩稿の出版を祝して、パーティーが開かれた...
...彼は自分の詩稿を自信を持って公開できるよう、数年かけて磨き上げた...
...」「詩?」やはり少しも騒がないマツグは髪を逆立てたクラバツクにトツクの詩稿を渡しました...
芥川龍之介 「河童」
...おのれの詩稿と共に可成(なるべく)盗まれたくなしと思ふ者なり...
石川啄木 「閑天地」
...売れると玉塚は言って俺の詩稿を持って行った...
高見順 「いやな感じ」
...正午、Nさん久しぶりに来庵、詩稿持参、水を汲んで来て貰ふ(あれだけしぐれたのに、こゝの井戸には水がたまらない)...
種田山頭火 「其中日記」
...詩稿のわきに描き添えられたいろいろの化け物のスケッチであろう...
寺田寅彦 「小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」」
...白秋氏は僕の詩稿を保存して牧水氏の「創作」に送された...
萩原朔太郎 「追憶」
...詩稿はこの集に納めるについて概ね推敲を加へた...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...私の妻であり夫であるたった一ツの真黄な詩稿を持って...
林芙美子 「新版 放浪記」
...また新しい朗(よ)み手が詩稿を拡げた...
北條民雄 「キリスト者の告白」
...ふと思い付いて昔の詩稿を探していたら「語られざる哲学」と題するふるい原稿が見付かった...
三木清 「わが青春」
...集中に併せ収めてある「客崎詩稿」の詩三十六首がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此より以下客崎(かくき)詩稿中に就いて月日を明にすべきものを拾つて行くことゝする...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...章斎には安積艮斎の手批(しゆひ)を経た詩稿が家に蔵してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...温の机の上に玄機の詩稿があった...
森鴎外 「魚玄機」
...詩稿だけを携へて...
山之口貘 「自伝」
...詩稿を返してもらった...
山之口貘 「装幀の悩み」
...ぼくはあわててまた小笹氏に詩稿を渡したのである...
山之口貘 「装幀の悩み」
...机のうえの詩稿を出して見せた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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