...「詩的な病」と呼ばれるであらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...詩的な名前をもっているのでわたしはそれをここに印刷することができないのを残念におもう――彼はカナダ人で木伐(きこ)りであり...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それがために物語はいっそう古雅な詩的な興趣を帯びている...
寺田寅彦 「春寒」
...多少詩的な素質...
戸坂潤 「思想としての文学」
...彼らのことを詩的な愛情と魅力とで述べてるページがあった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ペンを取ってそれらの詩的な幻像を書き留めることができるのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...詩的な貪婪(どんらん)な喜びに駆られながらそこへ飛び込んでいった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私がこの一番を最も詩的な暗示に富む一篇であることを語るには...
野口米次郎 「能楽論」
...どこに詩的な表現があるだろうか...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...より詩的な生活を行為しようと思ったから...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...人生や宇宙の意義について特殊な詩的なものを哲学的に観念している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...そもそも何者がこういう詩的な思いつきをしたのであろう...
久生十蘭 「魔都」
...「河童」には頗る詩的な物が充ち滿ちてゐる事である...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...――そのやうにわが國に於ける敍景歌の發生を説かれる折口先生の創見に富んだ説は何んと詩的なものでありませう...
堀辰雄 「伊勢物語など」
...何か詩的なものとしてこれらのものを愛するやうにもなつたのである...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...何の「詩的な霊感」も浮ばなかつた...
牧野信一 「明るく・暗く」
...非常に詩的なのに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...プラトンがその詩的な空想にのって雲のうえ高く雄飛するところを見たまえ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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