例文・使い方一覧でみる「詩材」の意味
スポンサーリンク...尚わが詩材とするに堪へたれば... 
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...ただちにその新しい珍らしい従来に変った詩材もしくは新思想のそれに存するかのごとく考えて居らるるように見えます...
伊藤左千夫 「子規と和歌」
...常に詩材の準備をして置くのである...
太宰治 「ア、秋」
...作家自身にして籍を一国に有する限りは其詩材もしくは主題の何たるに拘（かゝは）らず...
綱島梁川 「国民性と文学」
...又は一外人を択（えら）びて其の詩材となすとも...
綱島梁川 「国民性と文学」
...醜処は（吾人はこれなしと断ずるの理由を認むる能（あた）はず）何故に以て詩材と為すべからざるか...
綱島梁川 「国民性と文学」
...詩材は必しも国民の美質に限れりとは言はず...
綱島梁川 「国民性と文学」
...後に連歌という形式から一転して次第にそうした階級的の束縛を脱しいわゆる俳諧から発句に進化したために著しくその活躍する世界を拡張して詩材の摂取範囲を豊富にした...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...その詩材となつて一種の生活詩をなしてゐる...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...そこに新しい詩材を求めている...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...そして前者の詩材は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...これに反して後者の詩材は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...この差別を詩材の対象に置いて考えている...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...他の何物にもまして好個の詩材とされたのは...
萩原朔太郎 「月の詩情」
...その詩材をマンネリズムにしたことなども...
萩原朔太郎 「月の詩情」
...亦一の詩材をなすので...
原勝郎 「鞦韆考」
...上京後も長い間ここに詩材を求められた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...佐藤さんは撫順から特に来られたと云ふ友人達と詩材の採訪に暇がなかつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？