...この間ボオドレエル詩抄と云う飜訳を出した人だ...
芥川龍之介 「路上」
...その内に君の『ボオドレエル詩抄』が...
芥川龍之介 「路上」
...新體詩は明治十五年余等の發行せる『新體詩抄』を以て起原となすのであるけれども...
井上哲次郎 「「西周哲學著作集」序」
...鈴木君は『仏蘭西象徴詩抄』を訳し...
辰野隆 「書狼書豚」
...鈴木君の『訳詩抄』が出来上つてから...
辰野隆 「書狼書豚」
...飲みすぎの胃袋が梅雨ちかい空おべんとうひろげるまうへから陽がさす・水もさつきのわいてあふれる女房に死なれて子を負うて暑い旅若竹がこまやかなかげをつくつてゐた黎々火居二句夜もふけた松があつて蘭の花盛花がおちてゐるコクトオ詩抄本日の所得米 一升一合銭 五十六銭フクロウはうたふ...
種田山頭火 「行乞記」
...待つともなく待つてゐたコクトオ詩抄が岔水居からやつて来た...
種田山頭火 「其中日記」
...明治十五年四月の「新體詩抄」であらう...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...』前の「新體詩抄」及び之から出發した竹内節の新體詩歌に歸るが...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...『ハムレツト』中の有名の獨語“To be or not to be……”の譯も詩抄中にあつた...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...昭和十一年六月「ランボオ詩抄」(山本文庫)刊行...
中原中也 「我が詩観」
...エリザベス・バレット・ブラウニングの「葡萄牙詩抄」(Sonette nach dem Portugiesischen)を譯す...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...その頁のゲーテの詩抄は...
牧野信一 「日本橋」
...さきごろは「鉛筆詩抄」を頂きまことにありがとうございました...
宮本百合子 「鉛筆の詩人へ」
...「鉛筆詩抄」にあるどの詩も...
宮本百合子 「鉛筆の詩人へ」
...「鉛筆詩抄」の拝見できたことを感謝いたします...
宮本百合子 「鉛筆の詩人へ」
...シルレルの詩抄半ばじゆしてキョオニヒが通俗の文学史を繙(ひもと)き...
森鴎外 「うたかたの記」
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