...詩を詩として新らしいものにしようということに熱心なるあまり...
石川啄木 「弓町より」
...哲学や詩をも能(よ)くし...
石原純 「チャールズ・ダーウィン」
...――2.詩人達はお互にお世辭を云ひ合ふ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...これに継でゴットフリード、ヘルマン出でて、また神話は僧侶の作為したる譬喩的説話にして、国民と詩人とは、此説話を文字のままに理解したり、故に神話の真正の意義を発見せんが為には語源論的研鑚の方法によりて、神話的名称の意義を尋ねざる可からず、との説を述べたり...
高木敏雄 「比較神話学」
...幼いころ知っていた或る古い詩の一行を思いだした...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...心平さんの詩作に関する解説の総序ともなろうかと考えてる次第である...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...今度はそのことは詩人にとつて辛いのである...
中原中也 「詩と其の伝統」
...余裕は画(え)において、詩において、もしくは文章において、必須(ひっすう)の条件である...
夏目漱石 「草枕」
...故にリリカル(抒情詩的)という言葉は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...実に吾人(ごじん)が求めるものは、詩に、文学に、芸術に、文明に、すべてに国境を越えて行こうとする、東からの若い精神である...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...「詩ですか? 詩なら...
久生十蘭 「あなたも私も」
...どういう事かと言いますと、これはですね、大体、詩人、宗教家、神秘家、いいですか、科学者をも入れてもいい、先程言ったような意味の微視的出来事を含めた言葉です...
深瀬基寛 「悦しき知識」
...どこまで新しい詩が創造されるかどうか...
堀辰雄 「詩人も計算する」
...古より慷慨悲憤の詩歌に佳作無きは虚飾多きためなり...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...私もやっぱりそのような詩趣を失わずに物語るのがふさわしいと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...シエクスピイヤが詩に見えたる如き個想なかりしか...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...新体詩も大体そのように考えられ...
柳田国男 「故郷七十年」
...又ベツクリン其他(そのた)独逸(ドイツ)近代の大家の作品は其(その)理想主義と云ひ其(その)手法と云ひ自分には李太白の詩を読む心地で遠い世界へ引入れられる感がした...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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