...渠は義雄の文學上に於ける功績を賞讃し、長い間、文壇に奔走して倦(う)むことなく、詩に、評論に、散文詩に、小説に、自分等に教へることが多かつたこと...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...こんどは詩みたいな形式で...
梅崎春生 「Sの背中」
...僕はその頃から彼が詩の整理をしはじめてゐたと思ふ...
小穴隆一 「二つの繪」
...詩的な名前をもっているのでわたしはそれをここに印刷することができないのを残念におもう――彼はカナダ人で木伐(きこ)りであり...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...詩人だよ...
太宰治 「パンドラの匣」
...おれの希望の青空に昇るのは工場の烟突と凍え飢えた野良にかがやく太陽だ(獄中から大沼渉宛書簡一九三一年二月四日付 『陀田勘助詩集』を底本)...
陀田勘助 「おれの飛行船」
...自費出版の未亡人は詩人と...
谷譲次 「踊る地平線」
...これらの詩の中で五および七の音数から成るものが著しく多数であることから想像される...
寺田寅彦 「短歌の詩形」
...それに真に価する唯一の人たち――その詩人たちは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まず出来事を書いたものを叙事詩(これは希臘(ギリシャ)の作を土台にして付けた名だから...
夏目漱石 「創作家の態度」
...故に彼等の詩の中では...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...千頁の詩集を出してやる! 題は男の骨...
林芙美子 「新版 放浪記」
...その曲調も(というのは彼はちょいちょい韻を踏んだ即興詩を自分で伴奏したから)...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...それを本尊にして人の短所を真似る寛政(かんせい)以後の詩人は善き笑ひ者に御座候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...ある詩句がふと心に浮かんだ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...国語読本の編纂(へんさん)に専門の詩人や文学者を除外しているために...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
...過去を天地の偉大な詩として観るとき...
吉川英治 「三国志」
...平家物語はあの独自な名文と詩情で思わず読み耽らせてしまうてんもあるが...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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