...われ等の試むる言説の内容を以(もっ)て...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...実に如上(によじやう)数千言の不要(むだ)なる記述を試むるをさへ...
石川啄木 「葬列」
...實に如上數千言の不要(むだ)なる記述を試むるをさへ...
石川啄木 「葬列」
...イエス彼にいいけるは主たる爾の神を試むべからずとまた録せり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...ここに信仰を試むるための苦難の襲来は予示されているのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...直ちに各種の器具に就き説明(せつめい)を試む事とすべし...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...一方においては統計的にいわゆる第二次原因の分析を試むるも有益なり...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...後には謂れなき報償を強請して閣下を陥擠せむと試むるの主謀者なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...文學上の創作力を試むるのが詩賦である...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...極めて露骨なる揶揄(やゆ)を試むるところであろうけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...これに追従を試むることを遠慮しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...小舟でこの島に上陸を試むることになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...素手でやわらの乱取(らんど)りを試むることなどがあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...みずからこれを自家に試むべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
......
牧野信一 「スプリングコート」
...されども理屈の上に文学の皮を被(き)せて十七字の理屈をものするもまた文学の応用なれば時にこれを試むるも善し...
正岡子規 「俳諧大要」
...世人またこの解釈を不当として種々に解釈を試むる者あるべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...もし墨汁一滴の許す限において時に批評を試むるの機を得んかなほ幸(さいわい)なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
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