...昨年中同人の出版したる著書「自然と人」の中に端なくも軍隊を詛ひし一節ありて...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...呪詛(のろ)われたんだ、呪詛われたんだ...
泉鏡花 「婦系図」
...また他の者を詛うことを得なかった...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...詛言(とこひい)はしめしく一五...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...英學界の呪詛となりたれども...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...母はおのれの兄弟を打ち斃されし怨よりおのが愛兒を呪詛しつゝ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...まだ娘に愛着を持とうとしている未練げな父親を詛(のろ)った...
徳田秋声 「あらくれ」
...「平和」は呪詛と見られてゐた...
永井壮吉 「冬日の窓」
...汝が呪詛の滔々と流れ流れるを感ずるのです...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...命(めい)を下せる人を逆(さか)しまに詛(のろ)わんとす...
夏目漱石 「野分」
...きっとお前そいで詛(のろ)われたんだ」「ちげえねえや」「おっかねえなあ」とそれが肯定されて行った...
本庄陸男 「白い壁」
...老婆呪詛のあまりにも卓抜であり過ぎたためである...
正岡容 「我が圓朝研究」
...ついにかの僧輩を詛うて地中に陥り没せしめた...
南方熊楠 「十二支考」
...『古史通』に「『神代巻抄』に人を呪詛(じゅそ)する符などをば後様(うしろざま)に棄つる時は我身に負わぬという...
南方熊楠 「十二支考」
...一樣な砂丘であるならば人は必ず地上の生活を詛ふに相違ない...
村越三千男 「大植物圖鑑」
...詛いが成就したように思うことであろうなどと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...他人の幸福を見れば呪詛(じゅそ)したくなる...
吉川英治 「親鸞」
...おん身を呪詛(じゅそ)しはじめた」「……ウム」親鸞はうなずいてみせ...
吉川英治 「親鸞」
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