...私は映画の評者になりたいです...
...彼女は詩の評者として名が知られています...
...彼は政治評者としてテレビに出演しています...
...その小説は評者たちから高く評価されました...
...評者の意見を参考にして決めることが多いです...
...評者は屹度歌といふものに就いて或狹い既成概念(きせいがいねん)を有つてる人に違ひない...
石川啄木 「歌のいろ/\」
...評者自身がその団体内の一員としての資格で論ずるときにのみ善悪の批評ができるのである...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...元来、作者と評者と読者の関係は、例えば正三角形の各頂点の位置にあるものだと思われるが、(△の如き位置に、各々外を向いて坐っていたのでは話にもならないが、各々内側に向い合って腰を掛け、作者は語り、読者は聞き、評者は、或いは作者の話に相槌(あいづち)を打ち、或いは不審を訊(ただ)し、或いは読者に代って、そのストップを乞う...
太宰治 「如是我聞」
...評者の心は作者の心にまで分け入らなければならない...
種田山頭火 「最近の感想」
...従って批評者も結局迷惑する場合が多いように思われる...
寺田寅彦 「浅草紙」
...何だか批評者がそれを見付けて...
寺田寅彦 「帝展を見ざるの記」
...彼はそれほどに定評者だよ...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...そうするともはや個人的ではない処の社会を代表する批評者の方は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...批評者の署名に他ならない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...批評者が主観的でなくなり...
戸坂潤 「思想としての文学」
...實行者ともなり若くは其の批評者ともなつて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...実行者ともなり若くは其の批評者ともなつて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...そして批評者に対する致命的な反語だ...
豊島与志雄 「作品の倫理的批評」
...その評者の意見によると...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...近頃ある評者が、八五郎が段々賢くなると言っている、賢くない人間を、三十年間賢くないままに描くということは、なかなか容易ならぬわざである、あるいはまた、近頃は八五郎の方がより江戸ッ子になり、平次の方が遥かにフェミニストになったと言っている...
野村胡堂 「銭形平次打明け話」
...是れ評者と作者との境界なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...シエクスピイヤが作は衆評者の理想を沒却して...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...評者たる我が嘗て早稻田文學の沒却理想論中に於いて...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
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