...どうぞ――(浅沼委員長ふたたび)選挙のさいは国民に評判の悪いものは全部捨てておいて...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...それでなくても評判の悪い私の本は...
太宰治 「東京だより」
...かなり評判の悪い旅館の中であつた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...それで頭が非常によくて講義が明快だから評判の悪いはずはなかった...
寺田寅彦 「田丸先生の追憶」
...匿名批評の評判の悪いのは匿名批評が悪いからではなくて...
戸坂潤 「思想としての文学」
...事変に関して英米その他に於ける日本の評判の悪いことは...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...評判の悪いのが宣伝の下手なせいかどうかは今問わぬとして...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...殊更殺された相手は評判の悪い無頼の青年であつた...
夏目漱石 「それから」
...殊更(ことさら)殺された相手は評判の悪い無頼の青年であった...
夏目漱石 「それから」
...道徳的には此上(このうえ)もなく評判の悪い男でしたが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...評判の悪い大場石見は隠居する事に決り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...評判の悪い武家屋敷でなきゃア荒さないから」「でも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...評判の悪い男だった...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分の「評判の悪い――皆に嫌がられる――詩論」の発表を遠慮しようとさえ思った...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...評判の悪い馬ばかりをわざ/\ねらつて...
牧野信一 「競馬の日」
...評判の悪い馬を贔気にするといふのは...
牧野信一 「競馬の日」
...あの評判の悪い男に...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...一番恐ろしい評判の悪い人です...
夢野久作 「少女地獄」
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