...私は文芸としての貴女の詩を批評する資格はありません...
石川三四郎 「蒼馬を見たり」
...個体の行為を善悪に分けて批評することのできるのは...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...あまり先月や先々月のものを批評するのもおかしなものだ...
田山録弥 「三月の創作」
...批評する側の人間がファンの対象である署名入りの個人である必要があるばかりでなく...
戸坂潤 「思想としての文学」
...そういう作品を批評する場合に...
豊島与志雄 「月評をして」
...天子の言行でも自由に批評するを得たことからも多少來てゐる...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...自分は氏の作品を論評する光栄を担ふに当つて...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...それに自分のは先生を批評するなどといふ大層なことをするのではなく...
長塚節 「竹の里人〔一〕」
...虚子の小説を評するに方(あた)っては是丈(これだけ)の事を述べる必要があると思う...
「高浜虚子著『鶏頭』序」
...君を知らぬ人がかれこれ批評することは...
新渡戸稲造 「自警録」
...「自由詩を批評する人」...
萩原朔太郎 「青猫」
...世上往々天保流の句を評して蕪村調などと評する者あり...
正岡子規 「俳諧大要」
...とにかくこれらを標準として翁の伎倆を評する人があるならば大なる寃罪(えんざい)を翁に加へるものである...
正岡子規 「病牀六尺」
...その本を批評するためにも...
三木清 「如何に読書すべきか」
...今日他国人どもがかれこれ評するは野暮の至りだが...
南方熊楠 「十二支考」
...人も亦これを沒理想と評すること能はずと...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...自業自得だと評する者が多かったのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...忠誠であると批評するのは...
柳田国男 「家の話」
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