...映画「小島の春」を批評することはできないが...
伊丹万作 「映画と癩の問題」
...だが批評するのではない)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...教授の哲学を批評することは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...で吾々は『全体の立場』(岩波書店・昭和七年)に出ている氏の考え方を批評する他なく...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...すべてを判断し批評するような習慣になってしまった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...醜い舞台装置や不体裁な衣装やけばけばしい色彩などを批評するのに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あるいは大部分はいくら己惚(うぬぼ)れてみても上滑(うわすべ)りと評するより致し方がない...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...甲が乙を評するにいろいろの悪(あ)しき点を述ぶるのを聞くとき...
新渡戸稲造 「自警録」
...同一の人を評するに敵意をもってすると好意をもってするとはその結果において実に雲泥(うんでい)の差がある...
新渡戸稲造 「自警録」
...「自由詩を批評する人」...
萩原朔太郎 「青猫」
...とにかくこれらを標準として翁の伎倆を評する人があるならば大なる寃罪(えんざい)を翁に加へるものである...
正岡子規 「病牀六尺」
...冷静に批評する余裕もなくなり...
正宗白鳥 「論語とバイブル」
...正否を批評することにあったのでなく...
三木清 「科学批判の課題」
...憲政会連が若槻首相を評する様に聞える...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...批評するしないは当人の自由だもの...
三好十郎 「好日」
...社会の事物を評するのが全く感情任せで道理の判断に拠らないという癖もある...
村井弦斎 「食道楽」
...そして人を品評するには民族を以て高下すべからず...
森鴎外 「古い手帳から」
...その他の人々は遺憾ながら知恵の果(くだもの)を盗み過ぎて食傷した猿と評する外ありませぬ...
夢野久作 「鼻の表現」
便利!手書き漢字入力検索