...すなはち詔りたまひしく...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...下(しも)つ瀬は弱し」と詔(の)りたまひて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...「然らば命のまにまにいでませ」と詔りたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...必ず其大神識(タバカ)り給いなんと詔給う...
高木敏雄 「比較神話学」
...太宗の詔勅より景風東遷の事跡を述べ...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...「今は大詔の渙発(かんぱつ)を待つだけだ」なすべきことはなしたと言わんばかりだったが...
高見順 「いやな感じ」
...耳に存す文政十年の詔...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...いわゆる「建国の詔」に...
蜷川新 「天皇」
...詔勅及び國務に關するその他の行爲の全部又は一部は...
日本国 「新憲法の解説」
...一刻も早く終戦のご詔勅を発表しないととりかえしのつかないことになりますが...
久生十蘭 「だいこん」
...陛下に叛逆し奉つたことでもあると仰せられまするか? 何のために御信任を失ひましたのでござりまするか? さきには処々方々に砦を築いてわれらザポロージェ軍に備へるやう詔勅を下し給はつたと漏れ承りまするし...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...ただこの意味を詔書中に現わさんとする場合に...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
...今や新しい世に入る国民に対する呼び掛けともいうべきこの詔書において...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
...東郡の喬瑁(きょうぼう)などと諸将がおくればせに先の詔書に依って上洛して来たが...
吉川英治 「三国志」
...ほんとに朝廷の密詔を賜わっているのかも知れん」形勢を見ていた者までが...
吉川英治 「三国志」
...「詔(みことのり)とあれば...
吉川英治 「三国志」
...後主の詔(みことのり)を奉じていまここに来り...
吉川英治 「三国志」
...もっとも、詔と同時に、鋳銭局(ちゅうせんきょく)ノ長官中御門宣明(なかみかどのぶあき)は、銅銭の「乾坤(けんこん)通宝」のほうも昼夜、鋳物工を督してつくらせてはいた...
吉川英治 「私本太平記」
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