...大詔一下して軍を国内に徴するや...
石川啄木 「渋民村より」
...太子(ひつぎのみこ)正勝吾勝勝速日(まさかあかつかちはやび)天の忍穗耳(おしほみみ)の命に詔(の)りたまはく...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ここに天皇詔りたまはく...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...すなわち天平宝字(てんぴょうほうじ)二年の八月に下し賜わった淳仁(じゅんにん)天皇の詔勅であります...
高神覚昇 「般若心経講義」
...詔賜倭難升米黄幢...
陳壽 「魏志倭人傳」
...この詔勅というものは『隋書』高祖本紀に見えている高祖の遺詔を殆どそのままに写しとったものであり...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...宣戦の大詔に腕を扼(とりしば)り...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...維新の大詔に、萬機公論に決すべしとありしは、最も明快に此の主義を宣示したので、明治初年早くも集議院といへる會議組織の官衙を設けたのも、立憲政治の地ならしを試みたのである...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...天子の爲め詔敕を作る翰林の人々の仕事の必要から出來た類書もあり...
内藤湖南 「支那目録學」
...曰制詔親魏倭王卑彌呼...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...ただちに征長詔勅...
服部之総 「尊攘戦略史」
...詔や草すべからず」と絶叫したる明朝の碩儒方孝孺(ほうこうじゅ)がある...
穂積陳重 「法窓夜話」
...詔(しょう)を拝して...
吉川英治 「三国志」
...孫策は、詔をうけたが、同時に曹操からの要求もあった...
吉川英治 「三国志」
...「血詔の秘事(ひじ)露顕(ろけん)して董国舅(とうこっきゅう)以下のあえないご最期...
吉川英治 「三国志」
...朕が心に背(そむ)くなかれ」との遺詔を畏み...
吉川英治 「三国志」
...親しく天皇から詔...
吉川英治 「私本太平記」
...すべての詔勅もまたこの精神によって人々の範とすべき道を説いている...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
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