例文・使い方一覧でみる「詈」の意味


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...ありとあらゆる罵讒謗(ばりざんぼう)が...   ありとあらゆる罵詈讒謗がの読み方
芥川龍之介 「俊寛」

...その醜い私の罵も共に還って来て私の衷(うち)に巣喰うのだ...   その醜い私の罵詈も共に還って来て私の衷に巣喰うのだの読み方
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」

...佐藤の妻は素跣(すはだし)のまま仁右衛門の背に罵(ばり)を浴せながら怒精(フューリー)のようについて来た...   佐藤の妻は素跣のまま仁右衛門の背に罵詈を浴せながら怒精のようについて来たの読み方
有島武郎 「カインの末裔」

...我国でこのような場合に必ず起る罵雑言(ばりぞうごん)とを比較した...   我国でこのような場合に必ず起る罵詈雑言とを比較したの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」

...人はむなしく烏を睨(にらみ)て(のゝし)り...   人はむなしく烏を睨て詈りの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...罵雑言(ばりぞうごん)は慎しまなくてはならぬ...   罵詈雑言は慎しまなくてはならぬの読み方
辰野九紫 「青バスの女」

...罵や女の金切声やでわんわん言っている方へ...   罵詈や女の金切声やでわんわん言っている方への読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」

...我なほ衆の憤慨と罵とを解し...   我なほ衆の憤慨と罵詈とを解しの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...自分に罵の言葉を投げかけて...   自分に罵詈の言葉を投げかけての読み方
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」

...時を(ののし)り...   時を詈りの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...こんな奴隷になり切った連中が口にする罵雑言以上に...   こんな奴隷になり切った連中が口にする罵詈雑言以上にの読み方
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」

...中には罵するものもある...   中には罵詈するものもあるの読み方
永井荷風 「十年振」

...「あれが江戸潰しだ」「水野の殿様だ」「やっ付けろ」蘇(よみ)がえった町人共の忿怒と共に、罵と礫の雨が、門の扉を背後(うしろ)にして、町人共を説破しようと言う水野越前の面上へ降り注いだのです...   「あれが江戸潰しだ」「水野の殿様だ」「やっ付けろ」蘇がえった町人共の忿怒と共に、罵詈と礫の雨が、門の扉を背後にして、町人共を説破しようと言う水野越前の面上へ降り注いだのですの読み方
野村胡堂 「礫心中」

...讒謗(ざんぼう)罵(ばり)礼を知らぬしれ者と思ふ人もあるべけれど...   讒謗罵詈礼を知らぬしれ者と思ふ人もあるべけれどの読み方
正岡子規 「歌よみに与ふる書」

...ただあの文章はいくらか書き様に善くない処があって徒(いたず)らに人を罵(ばり)したように聞こえたのは甚だ面白くなかった...   ただあの文章はいくらか書き様に善くない処があって徒らに人を罵詈したように聞こえたのは甚だ面白くなかったの読み方
正岡子規 「病牀苦語」

...薯怒って鳶を(ののし)る...   薯怒って鳶を詈るの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...罵(ばり)がしてあれば...   罵詈がしてあればの読み方
森鴎外 「不苦心談」

...(もっと多くの殆ど罵(ばり)雑言)それが誰に対する叫びだったかは云うまでもない...   雑言)それが誰に対する叫びだったかは云うまでもないの読み方
山本周五郎 「七日七夜」

「詈」の読みかた

「詈」の書き方・書き順

いろんなフォントで「詈」

「詈」の英語の意味


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