...証跡を残すように心掛けよう...
...彼は自分の証跡を残すために日記をつけていた...
...証拠がないと証跡が残らない...
...証跡を確認した結果、犯人は逮捕された...
...証跡を隠滅することは犯罪行為である...
...日本人との接触の証跡が見られたが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...あとで女房から証跡を発見されてはいけないと無論考えたのである...
犬田卯 「競馬」
...今試みにその証跡を列挙せんに...
井上円了 「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」
...また二つには爆死したのが人造人間だったという証跡を残さないがためだった...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...これは金を盗んだという証跡を晦(くら)ます為だ...
江戸川乱歩 「心理試験」
...疾病の種類(しゆるゐ)にして存在の証跡を今日に留むるは黴毒と虫齒なり是等の事は遺跡より出つる骨(ほね)と齒(は)とに由りて知るを得る事なれど...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...これを不思議な証跡の連鎖となるべき最後のものとして...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...それで証跡を隠せると思うのは大間違いだ...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...いうにいえぬ思いで夜を明かした証跡なのであった...
久生十蘭 「ノア」
...何かしらそれだけの証跡がなければならない...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...又色々の証跡を残しても居る...
柳田國男 「家を持つといふこと」
...これは疑いもない向う鉢巻を致しました証跡(しるし)で……つまり丁半や花札を引きまする場合には...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...その証跡』と名付くる論文の中(うち)の...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...『犯罪心理』だの『二重人格』だの『心理的証跡と物的証跡』なぞいう有名な研究を次から次に発表して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...当の相手のWが心血を傾注している名著『精神科学応用の犯罪とその証跡』の実例として...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...で――証跡らしいものは何一つとどめていない...
吉川英治 「大岡越前」
...証跡になるような物は」「窓の外に...
吉川英治 「治郎吉格子」
...彼自身のみに解る何等かの証跡を発見したらしく下女を呼ぶ電気釦(ぼたん)を押した...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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