...僕はもっと現実的な証拠として...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...のんきな一俳人者としての好い証拠として言はれてゐる...
田山録弥 「西鶴小論」
...その一つの証拠としては普通ダーウィンの行なった次の実験があげられている...
寺田寅彦 「とんびと油揚」
...自分に不利な証拠として扱われることもあるぞ...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...監視らがその役目を正確に尽した証拠として行なわれていたことで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...法庭(ほうてい)の証拠としては薄弱である...
夏目漱石 「虞美人草」
...まだ火の消えていない証拠として...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...彼が犯行後如何に冷静であったかという一つの証拠として...
浜尾四郎 「殺人狂の話」
...その一つの証拠として彼女が最後に送った速達便をあげましょう...
浜尾四郎 「死者の権利」
...その証拠として提出されている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そして彼等はその証拠としてゲーテが歴史について折にふれて語つた言葉の中から種々のものを挙げることができる...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...これも全くの偽造文書を証拠として山林を下げ戻されたるにて...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...一つの証拠として役立つであろう...
武者金吉 「地震なまず」
...寛仁の一つの証拠として敢えてあげているそのラテンの歴史家**とはいったい誰か...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...生は傀儡にすぎぬことの証拠として...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...というのでぜひなく証拠として示したのである...
吉川英治 「三国志」
...幾分かかる証拠として役立つであろうと思われる...
和辻哲郎 「孔子」
...この見方のためには伝宸翰本の文章の相違が一つの証拠として用いられ得るであろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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