...訳し方について註釈を付けてくださいますか?...
...講義の際は手元に註釈を用意しているとスムーズに進められると思います...
...文章の下に註釈を載せることで読み手にわかりやすくなります...
...書類を提出する際には、必要に応じて註釈を記載してください...
...私は小説を読むとき、登場人物の名前の註釈をするのが好きです...
...ただし括弧(かっこ)の中にあるのは僕自身の加えた註釈なのです...
芥川龍之介 「河童」
...それから二は、平家物語の註釈者(ちゆうしやくしや)のことで、この註釈者が、今引用した――甍(いらか)破れては……のところへ来て、その語句の出所(しゆつしよ)などを調べたり考へたりするけれども、どうしても解(わか)らないので、俺(おれ)などはまだ学問が足りないのだ、平家物語を註釈する程に学問が出来て居ないのだと言つて、慨歎(がいたん)して筆を擱(お)くところが書いてありました...
芥川龍之介 「一人の無名作家」
...爰(ここ)に一つ註釈を加えねばならないのは元来江戸のいわゆる通人間には情事を風流とする伝襲があったので...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...とうとう千万言の註釈...
太宰治 「玩具」
...とにかく蛇足的註釈に過ぎないという点では同罪である...
太宰治 「天狗」
...「聞書」の内容を離れて註釈を入れるが...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...文字に書かれた夢が多くは夢の註釈或は説明であるのと...
豊島与志雄 「形態について」
...生徒は予め種々な註釈書を見て一通り意義を調べて置いて出席したものである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...という謙譲なる註釈を以てその席は終った...
中里介山 「法然行伝」
...但(ただ)し全然分らんでは気がすまんから勝手な註釈をつけてわかった顔だけはする...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ぶつぶつ註釈を入れながら読みつづけた...
本庄陸男 「石狩川」
...法文の註釈家として有名...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...古典の註釈を業とする者の...
柳田国男 「海上の道」
...現在はどう註釈せられているかしらないが...
柳田国男 「海上の道」
...「仮面と装束を中心生命とする綜合芸術」と註釈しても...
夢野久作 「能ぎらい/能好き/能という名前」
...医学・数学・天文学等にも通じアリストテレースの註釈を書いた...
和辻哲郎 「鎖国」
...然るにトマスのアリストテレース註釈の仕事の特徴はアヴェロエスに対する攻撃にある...
和辻哲郎 「鎖国」
...従ってアリストテレース哲学からアヴェロエス的解釈の殻を取り去ることが彼のアリストテレース註釈の主要任務とさえなった...
和辻哲郎 「鎖国」
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