...それを一々註文通り...
芥川龍之介 「漱石山房の冬」
...而して、其註に、此は難波の比売碁曾(ヒメゴソ)の社に坐す、阿加流(アカル)比売と申す神なりと記す...
高木敏雄 「比較神話学」
...これと寸分違わないものを拵(こしら)えるようにとはるばる日本の一名匠へ註文したのだった...
谷譲次 「踊る地平線」
...少しく時代の知識の註釈のために...
中里介山 「大菩薩峠」
...」「手前え(註、一人称也)が、追ひ込みの中へ、ツツぺえちやツたんだから熱アねえや、けつツぺたあ、どうでせ厭ツてえほどひツつりむいちやツたあエ! 水がしみやあがるだんべえなあ?」「思えの他これあアてえ変な仕事だぜえ、間抜け臭くつて骨を折らせること酷えや、俺ア頭も何もガーンとしちやツたあエ!」「商売人を呼んで来なけれア駄目らしいな、無闇にフンづかめえれア好いで殺してしまつたひにあ片なしだからなあ!」Aのは見事な竜が背中一杯に見得を切り物凄い巻雲が両腕の先きまで翼を伸してゐる素晴しいほりものだが、Bのは何故か仕上げまでに至らないうちに中止したものらしく素地の皮膚に般若の面の輪廓だけが八分通り型どられてゐた...
牧野信一 「雪景色」
...「たけくらべ」「今戸心中」「註文帖」以後の年代を写した北里文学の秀粋としていい...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...むりな註文をおいそれと聞いて飛廻る気にゃなれんからなあ」「そうかもしれんね」栄一は軽く弟に同意した...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...(訳註――『しかしながら』以下は第六版のみに現わる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...人口に対する予防的妨げが社会のあらゆる階級を通じて大きな力で作用していることが認められるであろう(訳註1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...本篇第四章(訳註――前章冒頭の訳註を参照)で打ち樹てた原則によると...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...1)Tom. viii. p. 84. 12mo. 9 vols. 1762.農業と(訳註)人口との先後の順序に関してここで述べたことは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...」上(かみ)の両括弧は自註である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...素人が心理學に對して抱いている註文を藝術的表現を用いて代辯しているようなものである...
矢田部達郎 「心理學」
...御註文のようでございますよ」「へえ...
吉川英治 「私本太平記」
...起り得ることであろう(註)...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...あり得ないのである(註)...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...(訳者註二)同上...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...いかなる資本部分も引去られ得ないと仮定しよう(註)...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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