...僕の生家の者たちは草田氏の家に出入りを許されている...
太宰治 「水仙」
...許宣の体によりかかった...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...かねて手許(てもと)に預かっていた雪子の見合い写真までも示したこと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...他の使者がもっと質の違った人間の許へもって行くのよ...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...いわゆる精密科学においても吾人は偶然と名づくるものを許容す...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...だが規律の範囲を一歩でものりだした批評は許されないのである」(八〇・八一)...
戸坂潤 「読書法」
...元来の所有者たる君の父の手許に長く溜った...
豊島与志雄 「父の形見」
...許してくれえ」微かに...
直木三十五 「南国太平記」
...其許(そこもと)はなかなか筋がようござるな...
中里介山 「大菩薩峠」
...忙がしいから許してくれ玉えと云う余の返事には少々の遁辞(とんじ)が這入(はい)って居る...
夏目漱石 「『吾輩は猫である』中篇自序」
...松蔵に隠し立てを許さなかったせいもあるでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その間夫(まぶ)だった大井久我之助の手許には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あれより高いのは無(ね)えんだから」「では許してつかわす」「冗談でしょう――」と彼らはおりて来た...
本庄陸男 「石狩川」
...兩人また願ふ處に光政卿軈て武都に告て許レ之され...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...私がいくらお願いしても許しては下さらないのです...
三浦環 「お蝶夫人」
...* 一五五九年フランソワ二世は姉のクロード・ド・フランスをローレーヌ公シャルル三世の許に送って行った...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...だが個性に満足することも許されてならぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...准后(じゅんごう)(廉子(やすこ))のおん許へも懇願の使いを出して...
吉川英治 「私本太平記」
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