...いかなる仁君ありて法律を設くるも...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...これを愛護しこれを専攻するの方法を設くるは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...軍艦製造所を設くれば兵器製造所をも増す...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...若(も)し幸にして一頭にても残るあらば後栄の方法を設くべし...
関寛 「関牧塲創業記事」
...そしてこのわれわれの衣食住の必要品やぜいたく品を所狭くわずらわしく置きならべた五層楼の屋上にこの小楽園を設くる事を忘れなかった経営者に対してたとえ無自覚にしろ一片の感謝を表しない人はないであろうと思う...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...人物格別功あるは学習院中へ神牌を設くる等の評議は中々大議に付き...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...私はそれに対してそんな師範学校を設くるよりも各地へ伝習所を置いた方が実際教授の普及には裨益があると抗弁した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...これ正に我儕の慷慨(こうがい)悲憤する所以にしてこの新紙の設くる所以なり...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...世の官職は上帝の設くるところなり...
ヒリモア R. J. Phillimore 柴田昌吉訳 「「ヒリモア」万国公法の内宗教を論ずる章(撮要)」
...政府なんの所以をもって法律を設くるや...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その子を学校に入れたる趣意を述べて口実に設くれども...
福沢諭吉 「教育の事」
...七日経て王また来り斎(とき)を設くると諸虎も僧徒と共に至る...
南方熊楠 「十二支考」
...塔頂に十字架に添えて鶏の形を設くるは...
南方熊楠 「十二支考」
...犬に人間同様の墓を設くるを許したと...
南方熊楠 「十二支考」
...土一升に金一升を惜しまず鋭意して公園を設くるも...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...文化腕白には煙管が飛ぶ寺子屋遺風の小学校時代明治二年に政府の出した『府県施政順序』のうちに「小学校を設くる事」とあって...
山本笑月 「明治世相百話」
...明石博高氏と共に京都府庁に舎密局を設くるに尽力し...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...川役網役山手役井戸役窓役産毛役等(窓を一つ設くれば即ち課税し...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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