...寺院または礼拝堂を設けず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...いま建設中のこの飛行島などは...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...麝香草(じゃこうそう)や薄荷(はっか)や薔薇(ばら)の咲き乱れた花壇が彼方此方(かなたこなた)に設けられ...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...此処に文化施設を盛んにすることによって...
豊島与志雄 「北京・青島・村落」
...従ってその施設は取り壊し...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...餘りに馬鹿々々しい設備であると感じた...
濱田耕作 「埃及雜記」
...君は相かわらずのろくさい巡洋艦の設計をやっているのかい? よせ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...住む人もなく設備もないまゝになつてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...然るに右に引いた枝珊瑚珠の卷一をみると「惣別何にてもはやり事をし出せば設ける物也...
南方熊楠 「女順禮」
...それから毎度供養するに五百人をして設備し接待せしめた...
南方熊楠 「十二支考」
...別荘には山里らしい風流な設備(しつらい)がしてあって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...老夫人の伊予子にとっては全く思い設けぬことであった...
矢田津世子 「女心拾遺」
...またかつて京城に設けた「朝鮮民族美術館」の二つは...
柳宗悦 「民藝四十年」
...いそいそと私に相談をもちかけてくる母の手の数枚の設計のプランに手をのばした...
山川方夫 「愛のごとく」
...そうして大成会の券番設置運動に対して最後の栄冠を与えた...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...自己の創意と建設のみが...
吉川英治 「新書太閤記」
...屋内に設けられた厩(うまや)の二疋の馬を相手に村酒を酌んで冷たい夢を結んだ...
若山牧水 「樹木とその葉」
...青年学徒に対して寄宿舎のごとき設備があったろうことを思わせる...
和辻哲郎 「孔子」
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