...まだ一番鶏(いちばんどり)も鳴かないのに...
芥川龍之介 「道祖問答」
...いったいこの笹子山は一名坂東山(ばんどうやま)といって...
中里介山 「大菩薩峠」
...坂東(ばんどう)の八平氏...
中里介山 「大菩薩峠」
...三番鶏(さんばんどり)の鳴く頃までヴィストをやりましたよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...姫君のほうの南側の座敷の御簾(みす)の中へ来ることを許したのであるが台盤所(だいばんどころ)の女房たちの集まっているほうへはいることは許してないのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女御の台盤所(だいばんどころ)へそっと行って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しかしとうとう一番鶏(いちばんどり)の鳴くころに願書ができた...
森鴎外 「最後の一句」
...二番鶏(にばんどり)の鳴くころであった...
森鴎外 「最後の一句」
...飛騨(ひだ)地方では蓑のことを「ばんどり」とか「まんどり」などいう...
柳宗悦 「蓑のこと」
...「ばんどり」は蓑ではなく...
柳宗悦 「蓑のこと」
...○この一里は小道すなわち坂東道(ばんどうみち)なり...
柳田国男 「遠野物語」
...坂東(ばんどう)三十三ヵ所(しょ)の札(ふだ)をかけ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...道づれになっている女の巡礼(じゅんれい)――坂東(ばんどう)三十三ヵ所(しょ)の札(ふだ)を背(せ)なかにかけた女房(にょうぼう)である...
吉川英治 「神州天馬侠」
...坂東何番(ばんどうなんばん)かのお札所(ふだしょ)へお礼(れい)まいりにのぼっていった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ついには蕃土(ばんど)の遼(りょう)から攻め入られて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...生れながらの坂東骨(ばんどうぼね)――未開地人の野性逞(たくま)しき男である...
吉川英治 「平の将門」
...都と坂東(ばんどう)の間を往来し...
吉川英治 「平の将門」
...坂東(ばんどう)武者に...
吉川英治 「日本名婦伝」
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