...それを記述することは...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...十二月十五日 晴(重複するけれど改めて記述する)とうとうその日――今日が来た...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...この場合には政策を研究している……かように現実の現象を観察し記述する所に科学がある...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...夫々の歴史を記述することも出来なければ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...あちこちとめぐりてこゝに車坂打くたびれて腰をひくなり下つて安政大地震(あんせいおおじしん)の事を記載せし『安政見聞録』を見るにこの変災を報道記述するに煎薬(せんやく)「妙(みょう)ふりだし」をもぢり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...これを記述するのも面白い...
夏目漱石 「写生文」
...この戦争を記述する上において必要であるからやむを得ない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...歴史は事実を「記述する」ので...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...その厭でたまらない生きものがいなくなったために私の胸に生じた、深い、この上なく幸福な、安堵(あんど)の感じは、記述することも、想像することもできないくらいである...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黒猫」
...こゝに記述するのを控へねばならぬ類ひのものだつた...
牧野信一 「タンタレスの春」
...科学は単に記述するのみで説明するものでないというのは...
三木清 「哲学入門」
...できるだけ簡単に記述することである...
三木清 「哲学入門」
...科学は最小限の思惟消費をもってできるだけ完全に事実を記述することを目的とする...
三木清 「哲学入門」
...學問は最小限の思惟消費をもつて能ふ限り完全に事實を記述することを目的とする...
三木清 「認識論」
...今後見聞した中に珍談奇事があれば後日『円本全滅記』刊行の時にでも記述する釣られた予約者の多かった理由円本出版屋が出した諸新聞紙上の大広告に釣られ...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...もう詳しくこれを記述する必要もないが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...これらの社会制度については出版予定のモノグラムの中でたっぷり記述するつもりである...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...再びショッキングな広い音調に渉る吹鳴が聞こえた――「テケリ・リ! テケリ・リ!」我々が見たものを弁明するに当って――ズバリと記述することには耐えられないのだが――私は同様に率直であってもいいのかもしれない...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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