...そういう時にはそれを記述する収集家はその辻褄を合わせようという気に誘われやすいからである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...私には真似することも記述することも出来ない...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その演技を記述することは...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そして事務家的なやり口を示すためにこの事を記述する...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...自然を純粋に単純に記述するに止まり...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...自分の心を一つの現象として記述するという点でともかくもいくらか科学的であるとT君がいう...
寺田寅彦 「KからQまで」
...或る対象を記述する方法によるものは組織論に...
戸坂潤 「科学方法論」
...夫々の歴史を記述することも出来なければ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...その個体の形式――形態――を記述することから初めなければ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...これを誤りなく記述する事は容易でない...
永井荷風 「十六、七のころ」
...吾輩がこの珍客の事を一言(いちごん)でも記述するのは単に珍客であるがためではない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...歴史はこれを「記述する」し...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...充分に記述する価値のあるものである...
久生十蘭 「新西遊記」
...他の作家のものがすべて時や分を記述するのとは異り...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...この意識のはたらきを純粋に記述する学問は――若しかかる学問があつたとすれば――あながちヒストリスムスとして排斥すべきでもないでせう...
三木清 「消息一通」
...學問は最小限の思惟消費をもつて能ふ限り完全に事實を記述することを目的とする...
三木清 「認識論」
...今後見聞した中に珍談奇事があれば後日『円本全滅記』刊行の時にでも記述する釣られた予約者の多かった理由円本出版屋が出した諸新聞紙上の大広告に釣られ...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...右の経過を記述するもので...
柳田國男 「地名の研究」
便利!手書き漢字入力検索