...記述することを試みたならば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...単に記述するに止まらず...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...法則の目的は個々の現象を統一的に記述することに存在する...
戸坂潤 「科学方法論」
...当時上野なる新公園の状況を記述するもの箕作秋坪の戯著小西湖佳話にまさるものはあるまい...
永井荷風 「上野」
...これを誤りなく記述する事は容易でない...
永井荷風 「十六、七のころ」
...重なるものについて記述する...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...しかも公平に記述すると云う事は...
夏目漱石 「創作家の態度」
...今吾輩が記述するベースボールはこの特別の場合に限らるるベースボール即(すなわ)ち攻城的砲術である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...彼は分析の結果を意識の黒板に記述することをしなかつた...
北條民雄 「道化芝居」
...その厭でたまらない生きものがいなくなったために私の胸に生じた、深い、この上なく幸福な、安堵(あんど)の感じは、記述することも、想像することもできないくらいである...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黒猫」
...他の作家のものがすべて時や分を記述するのとは異り...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...――斯んな風に記述するとお雪の説明が終るまでには相当の時間を要したらしくうつるかも知れないが...
牧野信一 「沼辺より」
...できるだけ簡単に記述することである...
三木清 「哲学入門」
...科学は最小限の思惟消費をもってできるだけ完全に事実を記述することを目的とする...
三木清 「哲学入門」
...學問は最小限の思惟消費をもつて能ふ限り完全に事實を記述することを目的とする...
三木清 「認識論」
...ひとが研究する新しい對象とひとが既に知つてゐると信ずる他の諸對象との間の接觸點をそれからして記述するところの次から次へと繼ぐ諸觀點より採られた表現である...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...資料の記載はこのくらいで打ち切って発光の原因について記述することにしよう...
武者金吉 「地震なまず」
...もう詳しくこれを記述する必要もないが...
柳田国男 「年中行事覚書」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??