...郡奉行の和田平太夫と結託す...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...これほどの大事を委託するにたる理論家を選び...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...しかれども諸友の懇切なる奨励はついに大胆にも余をしてこの冊子の運命をばわが現今日本の社会に委託するの策を決せしめたり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...崇(あが)むべき人と良心を託すべき人と...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...私は感謝の意をこの後記に託する...
豊島与志雄 「随筆評論集「情意の干満」後記」
...今はそのひっそりした小路に身を託すことができるように彼には思えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...五 金は公証人よりもむしろ森に託すべし読者は長い説明を待つまでもなく既に了解したであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それらの事は友人にでも託すればよいという人もあろうが...
永井荷風 「西瓜」
...それには或保険会社が彼に顧問を嘱託するという文句と...
夏目漱石 「道草」
...あの小さい生命を託す氣にはなれなかつた……」早苗は...
林芙美子 「風媒」
...第二にはジネストの奥さんの手紙が表面には法律上と処世上との顧問を自分に託するようであって...
マルセル・プレヴォー Marcel Prevost 森鴎外訳 「田舎」
...我等何れの處にか此身を寄託すべき...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...後事は樫尾に委託すべし――との暗号電報が到着致しました...
夢野久作 「暗黒公使」
...譜代宿老を鼻にかけておるような人物に我(わ)が大志を託すよりは...
吉川英治 「黒田如水」
...かかる弱冠の者の一言に託すのは無謀であるという意見も...
吉川英治 「三国志」
...孤(みなしご)を託すぞと...
吉川英治 「三国志」
...いささか国事の難を託するに足る人かとおもった...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...人間が地形に宿命を託すところは...
吉川英治 「随筆 新平家」
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