...紋三は三千子の家出の顛末(てんまつ)を聞き訊(ただ)し...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...ラエーフスキイがだしぬけに訊ねた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...「犯人は誰でしょう?」彼は訊ねた...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...お勝手口へそっと番頭を呼出して訊くと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...武家の註文主ばかり訊いて歩いたから解らなかつたんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此方で訊きたいことの三倍も物を言ふ肌合ひの女です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...氣のついたことは無いか」平次は改めて訊ねました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうしてゐらしつたのですか?」私は訊かないではゐられなかつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...もう訊かないことにした...
堀辰雄 「フローラとフォーナ」
...押し返して訊いても執念(しふね)く口を噤んで...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...収 そんなこと訊いたって仕方がないよ...
森本薫 「みごとな女」
...どこへゆきますの」宇乃が訊いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...面白い……訊問なら訊問で結構ですから...
夢野久作 「爆弾太平記」
...思ひ切つて訊きもされなかつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...よく訊(たず)ねてからにいたせ...
吉川英治 「新書太閤記」
...そばに従いている老臣の多治経明(たじのつねあき)にのべつ訊ねていた...
吉川英治 「平の将門」
...庖丁人の平九郎にでも訊いたらよかろう」「どなたもおりません」「いないことはない」「おりませぬ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...改札口で温泉の所在を訊くと...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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