...立派な人間に育つべき体質の嬰児がたゞ貧家に生れた計りに...
丘浅次郎 「人類の将来」
...初めて見る人計り立つたり...
千家元麿 「自分は見た」
...それは計り知られぬ事である...
高浜虚子 「俳句への道」
...まだまだこの陸地の奥行はどれほどあるか計り知れぬものがあった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...ほんの大體の色と調子の見當をつけた計りで急いで繪具箱を片付けてしまつた...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...赤山殿、中村、野村、村野、木村、これが謹慎――」「お尋ね申しますが、誰方が、お調べになりまして、左様の、処分に、お決めなされましたか?」「調べる?――それは」平は、一寸、言葉を濁したが「和田と、四ツ本とで、調べた」「和田氏と、四ツ本氏と――」川北は、首を傾けてから、じっと平を凝視めて「手前の、役表、裁許掛は――」「一応、その方へも計り、又、その方も取調べるのが、順序ではあるが、何分にも、火急を要することゆえ、このまま、この人々へ、処分方を伝達してもらいたい」「ははあ――川上矢五太夫氏は、御承知にござりますか」「今、これへ参るであろう」「近頃、当家は、奥と、表とが、混同して参りました...
直木三十五 「南国太平記」
...計りがたなく存じまする」家来たちは心からこのことを憂いているのであり...
中里介山 「大菩薩峠」
...行先計り急いでいた...
松本泰 「P丘の殺人事件」
...尋ねると此死人は十歳計りの男兒で行列の先頭に僧が唄ひ後に老年の喪主が悲しみ往くが...
南方熊楠 「人柱の話」
...大事に対してどれほど大きなさわりとなるか計りしれないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自身の脈搏を計り初めたのであった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...計り知れぬものだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...しかしその水までは何百尺あるかほとんど計り知れない千仭の谷底であった...
吉川英治 「剣難女難」
...何を不足にお味方の不利を計りましょうや...
吉川英治 「三国志」
...計り知られぬものはない...
吉川英治 「私本太平記」
...計り知れぬほど遥かに悍ましく...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...ある種遠くにある計り知れない深淵と結びついていた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...元首は臣下よりも計り難いほど高く位している...
和辻哲郎 「鎖国」
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