...その人がただちにその半音の狂いを訂正する人ならあるいは音楽監督を必要としないかもしれない...
伊丹万作 「雑文的雑文」
...真夜中の間にそのゲラ刷を少しずつ訂正する...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...道夫さんのことばをすこし訂正するなら...
海野十三 「四次元漂流」
...かさねて稿本を訂正する事とし...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...当然従来の史観の誤謬を訂正する部分も多いはずである...
高群逸枝 「女性史研究の立場から」
...その講義を停止又は訂正することを余儀なくされている...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...オーステルリッツの戦いを説明しワーテルローの戦いを訂正する室内戦略家が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...初めの見解を頻繁に訂正する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...この原稿を諸君は何と見るか?」* 重態になつてゐたプルウストには「囚はれの女」の原稿を訂正することが出來なかつたので...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...私が松村先生の植物名を訂正するようなことがあったりしたので...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...和算家は諸算書の問題について解義を施し術文を訂正することが非常に流行したのであるが...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...したがって今後彼らの思想を訂正するであろう人間は...
三木清 「危機における理論的意識」
...過去の私を訂正することは...
三好達治 「測量船拾遺」
...(c)そりゃたまには幾らか訂正することもあるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そのような子供じみた間違いを訂正するためにこれらのエッセーをしぶしぶ読みかえすくらいなら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かえって長い間の思い違いを快く訂正することができるのであるから...
柳田国男 「故郷七十年」
...そう呼ばれても滝本は訂正することもなく...
山本周五郎 「さぶ」
...また訂正する気もちもない...
吉川英治 「随筆 新平家」
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