...たゞこの訂正合にのみ打ちかゝりて...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...人生に対する見方を訂正しはじめてゐる...
高田保 「貸家を探す話」
...人間は一生の中には何遍も何遍も自然に訂正されて...
田山録弥 「静かな日」
...それとも前のは間違っていたから訂正したという意味なのか...
戸坂潤 「社会時評」
...あめりか物語ふらんす物語二書の校訂を催促すること頻なり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
......
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...少しずつ故(もと)の考えを訂正しなければならないようになって来たのです...
夏目漱石 「行人」
...或は此方(こつち)の心(こゝろ)が向(むかふ)に反響を起したのではなからうかと訂正した...
夏目漱石 「それから」
...その人がその後、再び越佐地方に赴いて、ゆくりなく聞いた媼翁の世間話から、かえって誤謬として訂正した、その訂正に、又誤謬を見出したという話を聞いたが、私などには到底そんな忠実も正直もない、随って他人の句をわかることが出来ないものはそのまま素通りしてしまっている...
長谷川伸 「カン」
...誤りを訂正する者は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...屡々私は訂正もしたのであつたが...
牧野信一 「熱海線私語」
...松村任三(まつむらじんぞう)博士の『改訂植物名彙』全編漢名之部に薫すなわち薫草を Ocimum BacilicumL. すなわちメボウキ(目箒の意)にあててあるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...最後の航海記では従前の記述の誤は訂正されたことであろうし...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...穀物条令の廃止または改訂に対する決定的反対理由であると云おうというつもりは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...穀物条例の廃止または改訂に反対する一種の抗議とは思われないので...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...どうかして早く増補改訂を加えた第二版を出したいと...
柳田国男 「年中行事覚書」
...我が彼と交を訂したるは...
横瀬夜雨 「花守」
...「――筆を」秀吉は同朋(どうぼう)からそれを求めて、原案を一閲(いちえつ)していたが、筆に墨をふくませると、無造作に三、四項へ棒を引き、かつ、私見を書き加えて、「かようにされては、如何」と、訂正して返した...
吉川英治 「新書太閤記」
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